【感想】菜の花食堂のささやかな事件簿 きゅうりには絶好の日

碧野圭 / だいわ文庫
(46件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
7
16
17
0
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ブクログレビュー

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  • 甘いパンよりしょっぱいパン

    甘いパンよりしょっぱいパン

    このレビューはネタバレを含みます

    下河辺靖子
    菜の花食堂の店主。月に二回だけ開かれる料理教室の先生。

    舘林優希
    本業は不動産会社の事務の仕事だが、その合間に料理教室を手伝っている。

    本郷真理
    料理教室の生徒。靖子先生のファンで、わざわざ隣の市から自転車で三十分ほど掛けて通ってる。

    瀬川桃子
    料理教室の生徒。四十代半ば。今年大学に入った女の子と、小学生の男の子がいる。

    遠藤
    瀬川の近所の二世帯住宅に住むおばあさん。孫の翔太は瀬川の息子と同級生。

    清水望音
    瀬川の息子の一年上。

    牧麻美
    料理教室の生徒。二十代後半の主婦。

    寺島章子
    麻美の叔母。

    祥子
    麻美の母。

    川崎珠代
    野川マルシェの実行委員。本業は夫と古書店をやっている。

    八木千尋
    料理教室の生徒。子どものいない専業主婦。

    和泉香奈
    料理教室の生徒。教室きっての優等生。

    村田佐知子
    料理教室の生徒。

    村田和也
    村田佐知子の息子。

    和泉香奈
    料理教室の生徒。二十四歳。音大を出てピアノを教えている。

    下河辺美穂
    靖子の娘。フランスに滞在。

    大倉あおい
    うど農家の一人娘。料理教室の生徒。

    大倉公彦
    あおいの夫。

    小島大徳
    異業種交流会を開催している。三十代半ばくらいの男性。貸切での料理教室開催を依頼する。

    小林依利子
    親から独立してひとり暮らしを始めるが、料理をまったくやらない。

    太田元之
    小島が開催している異業種交流会の参加者。

    中田聡子
    小島が開催している異業種交流会の参加者。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.29

  • tama

    tama

    菜の花食堂シリーズの2冊目です。
    前巻の最後の話で、靖子先生が娘さんを探しに出かけたことには全く触れずに、いつもどおりの料理教室のお話が始まったのでもしかして間の巻飛ばした?と思ったら後々の話でちゃんと触れてくれて一安心。相変わらずの主人公なんですが、靖子先生に心酔している若い女の子と思えばまあ、仕方ないかなと思えるようになってきました。慣れてきたってところでしょうかね。料理教室でお馴染みのメンバーも登場しつつ、新たなキャラクターも次々出てくるので飽きがきません。隙間時間に1話ずつ読んでいくのが楽しかったです。続きを読む

    投稿日:2023.10.17

  • ひだまりトマト

    ひだまりトマト

    このレビューはネタバレを含みます

    日常の謎のお仕事ミステリーですね。
    『菜の花食堂の事件簿』の二巻目です。
    五話の短篇連作物語です。
    靖子先生の『料理教室』に加えて、『菜の花食堂』の方にも物語は進展していきます。
    助手の優希さんが進行役ですが、新たに靖子先生の弟子入りして、自分の店を持ちたい夢を持つ香奈さんが参画してきます。
    香奈さんは『料理教室』からの入門ですが、『菜の花食堂』を手伝いながら修行をする事になりました。
    一方、優希さんは契約社員で、不動産の事務所の仕事をしていましたが、段々と『菜の花食堂』の仕事も進めて行き、そちらに移行したい気持ちが高まります。
    イベントの参加などで、少しずつ『菜の花食堂』の仕事が膨らみます。
    物語は、謎解きも含めて、ますます話が広がり、面白さが増していきます。
    読み出すと止まらなくなりますね。短篇連作なのですが、靖子先生と優希さん、香奈さんの素性が明らかになる成長物語も広がりをみせていきますので、話が交差してハートフルストーリーにも展開していきます。
    このシリーズ、目が離せなくなってきました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.07.14

  • 1879948番目の読書家

    1879948番目の読書家

    心温まる人情系ミステリー第2弾。
    舞台は菜の花食堂のお料理教室から街の外へ。
    いろんな経験をして生きてきた人は、心情を汲み取ったり、ふっと見逃してしまいそうな言葉や行動に気付いたり、また癒したり解したりも出来るのでしょう。
    靖子先生の住んでいる街に私も住みたい。
    弟子入りもしたい。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.08

  • tece

    tece

    シリーズ2作目。
    こちらも、テンポがわかってきたのでサクサク読めた。ひとつひとつの事件は軽いものばかりだけど、謎をサクッと解決する様子が痛快でクセになる。
    前作最後のフランスで生活している娘と孫の話がサラッとしか書かれていなかった。次作に詳しくあるのかな?気になる〜。続きを読む

    投稿日:2023.04.12

  • 湖永

    湖永

    菜の花食堂シリーズの第2弾。

    今回も季節の旬のもので丁寧に料理をする下川辺先生。
    そして料理だけじゃなく、毎回ながらちょっとしたヒントから真実を見抜くのは、さすが名探偵というしかなくなってきたなぁ…と思える第2弾目。

    きゅうりには絶好の日は、自転車の謎をサクッと解決。差し出がましく、口を挟むわけでもなく伝える人とタイミングが大事だと教えてくれる先生。

    ズッキーニは思い出すは、母親との思い出がないはずだと…記憶にもないと思っていたが、食べることに関しての全ての記憶は母親が教えてくれたものだったという…ちょっと感涙もの。

    カレーは訴えると偽りのウドはどちらも盗まれたという、ちょっと悔しいなショックだなと思えるもの。

    ピクルスの絆は、下川辺先生のことが少しずつわかり、食堂に関しても明るい未来を感じる。

    続きを読む

    投稿日:2022.09.15

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