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佐藤健太郎 / 新潮社 (6件のレビュー)
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総合評価:
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あがり
マニアの世界を垣間見た。 筆者は気づいていないかもしれないが、道路についての蘊蓄を語る語り口は熱い。 奥の深さは理解できた。 読了45分
投稿日:2023.05.02
tagutti
<目次> 略 <内容> 「新潮45」連載の記事をまとめたもの。著者は『ふしぎな国道』(講談社現代新書)などを持つサイエンスライター。文中でも言っているが、やや突っ込みに欠ける。それはどうも日本の道路…行政が明治期から杜撰なこと、政治家の圧力が強くて、未知の曲がる意図が読みにくいことなど挙げられるだろう。ただ、田中角栄の話など著者は好意的に捉えている(まあ、高度成長期だったからね)。「酷道」もちらほらあるが、それよりも街中の国道の謎が多いかな?続きを読む
投稿日:2021.05.17
ホン・ヨンドル
人は道なしには生きていけない。毎日歩いているにもかかわらず、その存在を意識することはほとんどない。しかし、人の道同様、道にも様々な道があるのだ。興味をもって調べてみれば、表情もあり、歴史もあり、吉凶の…運命さえある。廃道、酷道、登山道、階段、海に消える国道などなど形態も様々。国が定めた「国道」でさえ、目を疑うような末路を辿る道もある。わかりやすい酷道から言われなければ気づかない変な道まで、マニアを自認する筆者が日本の道の実態を浮き彫りにする。読めば読むほど呆れて、楽しい「道紀行」。(Amazon紹介より) 国道マニアの筆者による、国道雑学本です。以前にも同じ筆者の本を読みましたが、今作もニッチなオタク要素全開のネタがわかりやすく解説されており、あまり国道に詳しくない私でもすごく楽しめました。 筆者曰く、国道好きは目が肥えてくると地図を見ただけで「有力な政治家の出身地」が分かるそうです。道路は地方発展のための重要な足掛かりなので、有力な政治家が自分の出身地に無理くり国道を通すようなことが昭和の時代にはよくあったのだとか。田中角栄が東京の自宅から新潟の実家までの道(=関越道)を作ったことは結構有名ですよね。私もジャンルは違えど似たような能力を持っているので、国道マニアにおける一つの指標がわかって面白かったです。続きを読む
投稿日:2018.10.21
mishuranman
このレビューはネタバレを含みます
新書よりこっちの方が新しいからか、書き方が微妙に新書読んでくれというか二度書くわけにもというか奥歯とか靴とかいう感じが付きまとう。
投稿日:2016.07.07
whitesheep11
最初、このタイトルを見た時にふと思う着いたのは、「ごくどうもの」だと違う意味になるなあ。 そんなことはさておき、著者も前書きで書いているように、万物に宿る〔マニアという人種」問う言葉にそうだなと…思った。以前、著者が書いた「ふしぎな国道」(講談社現代新書)が版元の予想を超えて4万部近い売り上げとなったというように、「変な趣味の層は厚い」そうだ。 坂道の高低差や暗渠好きのタモリのような人もいるので、「何とか」マニア」の世界は奥が深い。 国道なんてただの道じゃないかと言ったらそれまでだが、「国道マニア」の著者から言わせると国道にもさまざまなドラマが詰まっている。 この本を読んで、国道に対する見方が少し変わったかもしれない。そんなことをふと思ってしまう1冊だ。続きを読む
投稿日:2016.04.09
RENO
廃線紀行のような本かと思いきやまったく違った。前半は妙にハイテンションで上滑り、後半は精緻な論理を展開していると思ったら、結論が思いつき程度の決めつけでガッカリ。「国道」マニアでない私の理解の範疇を超…越している。続きを読む
投稿日:2016.03.22
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