【感想】移動祝祭日

ヘミングウェイ, 高見浩 / 新潮文庫
(56件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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ブクログレビュー

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  • パリの雨音

    パリの雨音

    ヘミングウェイが、何を書くか、考えるようすを、書いている。こじんまりとしたアパートが、すっきりとした作品になっているようだ。

    投稿日:2024.01.23

  • miholanta

    miholanta

    文豪アーネスト・ヘミングウェイが何者でもなかった頃のこと。

    愛する妻と、お金はないが幸せな日々を送るパリでの時間。
    懐かしさと苦さと甘さが混ざった回想録。

    100年前のパリをヘミングウェイが、フィッツジェラルドが、ジョイスが、ピカソが歩いて声を交わしていたんだな、本当に。

    誰も拒まないパリの懐の深さを知った気分。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.27

  • kmsusami

    kmsusami

    面白かったです。ヘミングウェイの1920年代のパリでの作家としての修業時代、パリで暮らす文壇、画家達、ガートルード・スタイン、フィッツジェラルドとの交流が描かれています。また、最初の妻との破綻と二番目の妻となるポーリンファイファーとの三角関係で悩むヘミングウェイがさらっと書いています。続きを読む

    投稿日:2023.12.19

  • matsunokaori

    matsunokaori

    老いたノーベル賞作家が、若き日の海外生活をノスタルジックに振り返る。売れない作家の苦しみ、貧乏、焦燥感が生き生きと伝わってくる。

    投稿日:2023.07.13

  • すべての本読み読み委員会

    すべての本読み読み委員会

    フィッツジェラルドが自分の性器が小さいかもってヘミングウェイに相談して、一緒にトイレに行って確認してもらってもまだ不安が続き、連れ立って今度はルーブルの彫刻を見に行く編が二次創作みたいでウケる。

    投稿日:2023.05.06

  • Fitzgerald

    Fitzgerald

    https://tricolorparis.com/paris-blog/french-film/midnight-in-paris/

    観賞後すぐ、私はヘミングウェイの「移動祝祭日」を読み直しました。パリでの暮らしが描かれているこの作品は映画と重なる部分が多く、特にフィッツジェラルドとの関係性など、以前とはまた違った角度から楽しむことができました。タイムトラベルの待ち合わせ場所である「サン・テチエンヌ・デュ・モン教会」は、ある意味マイナーな教会なので、なぜ選ばれたのか不思議に思っていたのですが、「移動祝祭日」の初っ端に登場することが分かり(すっかり忘れてた)思わず納得の声が漏れました。こんな風に、知っていると思っていたことすら、新しい目線でもう一度見直すことができ、ひとつの作品からまた別の作品へと、数珠つなぎに知識や世界が広がっていくという、映画体験の醍醐味が『ミッドナイト・イン・パリ』には詰まっています。続きを読む

    投稿日:2023.02.20

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