【感想】禅のこころ ――その詩と哲学

竹村牧男 / ちくま学芸文庫
(2件のレビュー)

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  • Στέφανος

    Στέφανος

    1 真実の自己を尋ねて“実存”
    2 「春は花」の風光“言語”
    3 永遠の今に生きる“時間”
    4 仏に逢うては仏を殺す“身心”
    5 平常無事のこころ“行為”
    6 自他不二の世界“協働”
    7 大悲に遊戯して“大乗”
    付編 良寛における詩と哲学―『法華讃』の世界

    著者:竹村牧男(1948-、東京、仏教学)
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    投稿日:2018.10.15

  • H.Sato

    H.Sato

    我々はふだん、自己が生きているあることを、ほとんど顧みることがない。世間はこのありようをほぼ拠り所としている。しかしその世界と全く隣り合わせに、自己が生きていることが疑問となり、自己が何ものであったのかが疑問とない、真剣に真実の自己を求めて彷徨うほかない世界が存在している。この隣り合わせの世界には、ふとしたきっかけでいつでも転入しうるのである。
    インドでは、禅定は止であり、精神統一を意味した。
    過去も現在において過去と認められているのであり、未来も現在において未来と認められている。
    坐とは、身体が坐ることによって、呼吸も坐り、心も坐ること、自己が自己の核心に落ち着くこと。坐が定まると次には呼吸を整える。我々は自律神経を意識的に捜査することができない。自律神経が健全さを失調したとき、自ら補正することはできにくい。しかし呼吸を整えることはいつでも可能だし、呼吸を整えることを通して自律神経を正常な状態に復元していくことは可能。
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    投稿日:2010.07.29

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