【感想】原始仏典

中村元 / ちくま学芸文庫
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
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ブクログレビュー

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  • minusion

    minusion

    インドで起こった仏教なので、カタカナの名前が多くなかなか理解しにくかった。
    それでも、人間の本質的な優しさに触れたような気がした。

    投稿日:2021.10.04

  • supermichael211

    supermichael211

    中村元氏といえば、仏教学の大家。これだけのことを、平易にわかりやすく書き残していることについて、頭が下がる思い。入門書としても、概論としても最適。

    投稿日:2021.02.23

  • kakapo1233

    kakapo1233

    ・人生の指針を得るために、仏教の経典の重要な教えだけでも知りたい、というわがままな読者の希望をかなえるため、先年行った講義や対談を中心に総合して歴史的、体系的にまとめてみたという、とても贅沢な一冊!

     Ⅰ釈尊の生涯は、同じ中村元先生による『ブッダ物語(岩波ジュニア新書)』で予習をしていたので、復習になりましたが、原始仏典を平易な現代語に訳してくださったⅡ人生の指針の方は、原始仏典に忠実であろうとしたためか、私が背景を十分に理解していないためか、必ずしも読みやすいとは言えず、それこそ釈尊の教えを人生の指針にしたいとすがる熱心さが求められるような気がしました。そこは、先に読み終えた『仏典のことば』と重複するところもありますが、併せて読むと理解が深めたいところです。

     いずれにしても、ゴータマ・ブッダは、恵まれた環境に育ち、何不自由なく暮らしていたわけですから、放蕩息子になってもおかしくないのに、誰かの教えを乞うことなく、悟りに到達したところは、凄い人だなぁ~と思います。そして何よりも、解らないことには口を閉ざし、解ったことだけを説くという潔さが清々しく、既に賢者として認められていた人々を含め、多くの人の心を惹きつける魅力があったことについても、納得ができます。
    続きを読む

    投稿日:2020.04.29

  • 小野不一

    小野不一

    感情の相対性理論である。ブッダが示すのは中道の生き方だ。瞑想とは怒りや喜びを見る行為である。見るためには離れる必要が生じる。毀誉褒貶(きよほうへん)に動かされるなとの指針は心理的テクニックを教えるものではなく、自身の反応を静かに見つめる内省的な次元でそのメカニズムを解体するとことに目的がある。
    https://sessendo.blogspot.com/2020/02/blog-post_81.html
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    投稿日:2020.02.14

  • うどん258

    うどん258

    仏教の精神が、現代でも色あせない物であることがよくわかる。本当に、仏教とは、神に救いを求めるものではなく、人がより良く生きるための実践なのだと思った。

    投稿日:2019.12.22

  • まさやいやいやい

    まさやいやいやい

    テーラワーダ仏教「初期仏教」を勉強し始める方はこの本以外に何を読むというのか?
    初期仏教、仏典の目次みたいな役割になる本です。

    投稿日:2019.11.18

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