【感想】それは嵐の夜だった 愛を知らない男たち II

スーザン・マレリー, 佐野晶 / ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ
(1件のレビュー)

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  • oatuino

    oatuino

    オースティンは、町の女たちが悪魔のように魅力的だと噂する男。レベッカは二年前に初めて町の集会で彼を目にして以来、すっかり彼に熱をあげている。ところが彼の前に出ると緊張して失敗ばかり。思いを伝えるどころではない。その嵐の夜も、仕事の件で彼の家を訪れる途中で車が故障し、ずぶ濡れの姿で彼と対面することになってしまったのだった。オースティンは見かねて熱いシャワーを勧めたものの、彼のローブに包まれてバスルームから出てきたレベッカを見ると心穏やかではいられなかった。もとより彼女の気持ちには気づいていたが、うぶな女は絶対に相手にしないと決めていたのに。彼が内心の葛藤に苦しんでいるさなか、夜空に稲妻が走り、不意に電気が消えて、あたりは闇に包まれた。

    ヒロインはずっとヒーローに片思い。ヒーローはそのことを知っている。自分に愛は似合わないと敬遠しているヒーローがいかにヒロインに惹かれていくか、がじれったい。
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    投稿日:2010.07.13

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