新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
笹本稜平 / 双葉文庫 (5件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
Daisuke Yamaguchi
『破断 越境捜査』/笹本稜平 警察小説のシリーズもののうち、第3弾にあたります。著者の作品を初めて手に取ったのが、このシリーズでした。瞬時にのめりこんでいき、いつも続編が出るのを心待ちにしています。… 警察小説ですが、どちらかというと、派手なアクションシーンをはじめ色濃い、味濃いシーンというより、あっさり目な印象が強いのですが、本書においては警察vs公安の図式が明確に示されており、最後はそこまでいったかという展開になっています。 神奈川県瀬谷区の山林で、白骨化した死体が発見された。死体は10年前に都内で疾走した右翼の大物。神奈川県警は自殺で片づけたが、あることに疑念を持つところから物語が始まります。 登場人物も一癖も二癖もある者ばかり。巨大な影となってつきまとう公安に対して、捜査一課の刑事と、県警の不良刑事、ヤクザの大物がワンチームとなり、正攻法ではなく、型破りな対抗法で公安と張り合う!!果たして結末は・・・続きを読む
投稿日:2019.04.10
masajichan
このレビューはネタバレを含みます
評価は4. 内容(BOOKデーターベースより) 神奈川県瀬谷区の山林で、白骨化した死体が発見された。死体は、十年前に都内で失踪した右翼の大物。神奈川県警は自殺で片付けたが、あることに疑念を持ち捜査結果に納得しない県警の刑事がいた。宮野裕之。宮野はさっそく警視庁に赴く。捜査一課の鷺沼友哉にその疑念を話し、やがて、“不正規捜査”が始まった―。物語冒頭からトップギアで走るスピーディな展開。次々とわき起こる謎。2人の前にちらつく公安警察の影。まるで現実を見ているかのような組織の腐敗を正義で抉る、大好評シリーズ第3弾!! 安定のおもしろさ。しかし、このシリーズを読んでいると公安の腐敗、検察庁の腐敗って現実なんだろうなぁ~と思えてくる。いざって時警察って頼れないんだろうか?
投稿日:2018.06.18
バス好きな読書虫
シリーズ3作目。 神奈川県警の管轄で白骨化した遺体が見つかる。状況から県警は自殺と断定するが、臨場した宮野は遺体の側に落ちていた拳銃が、警官しか所持しないニューナンブであることに気付き、またもや、警視…庁捜査一課に相談を持ち込む。遺体の身元が10年前に失踪した右翼の幹部であることから、鷺沼たちも捜査に乗り出す… 今回の敵は、公安そのもの。真相に近づくと、関係者が殺害され、ラストまで鷺沼たちの敗北が濃厚なまま。 ハードボイルド感は、やはり1作目に比べると少ないものの、鷺沼たちがどのように逆境を乗り越えるのか、気になり、ページをめくる手が進む作品。 前作までは、読み終わるまで、結構時間がかかっていたが、今回は1日で読破。だいぶシリーズにも慣れて来た感じはするが、毎回先が読めない展開にどんどんハマる。続きを読む
投稿日:2017.06.25
honno-遊民
警視庁刑事鷺沼、神奈川県警刑事宮野に、鷺沼の上司三好、同僚の井上、そして裏世界の福富が加わっての異色メンバーが活躍する『越境』シリーズ3作目。 今回の敵は、公安そのもの。巨大な敵にどう立ち向かうか興味…満点だったが、3作目ともなるとデジャブ感が・・・ それにしても、このシリーズ、『素行調査官』シリーズと、警察組織の腐敗をこれでもかと書いている著者は、警察から目をつけられていることはないのだろうか(笑)続きを読む
投稿日:2016.01.06
arito1204
笹本さんの小説は面白いですね! このシリーズを初めて読みましたが、巨大な警察組織に挑む姿は勇敢です。 自分に身近な場所がたくさん出てきてそれも嬉しい。横浜市泉区新橋町や瀬谷区の山林、相模原の工場など…
投稿日:2015.04.20
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。