【感想】戦うパン屋と機械じかけの看板娘5

SOW, ザザ / HJ文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
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  • 最終巻でもおかしくないぐらいの内容

    実際、大きな一区切りと言える。
    かつての保護者ともいえるゲーニッツ相手に、殺しを捨てたパン屋は立ち向かえるのか。
    そして、書き換えられてしまったスヴェンは元に戻せるのか、初期化するしかないのか。

    動的なメインストーリーの充実ぶりに加えて、そこに絡んだり絡まなかったりするところで、
    実はこんな人だったのか、とか
    生きてたのか、とか
    こんな人もいたんだ、とか。
    初登場も含め、出番は少ないけれど印象的な活躍を見せるキャラクターも多数。

    物語は重いが、喜びの抱擁シーンが繰り返し出てくるあたりに、この作品らしさが出ていると思う。
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    投稿日:2016.08.10

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