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司馬遼太郎 / 新潮文庫 (107件のレビュー)
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aoi3594
斎藤道三が亡くなり、織田信長編と言いつつも、多くは明智光秀に関して書かれている。斎藤道三の意思を別々の仕方で受け継ぐ2人の絶妙な関係性。明智光秀が将軍家再興を強く望んでいたということを初めて知った。
投稿日:2024.01.29
明智氷魚
さすが明智光秀と言いたくなるような、智略に長けた処世術がキラリと光り、諦めずに美濃を落とすために苦戦する織田信長。 斎藤道三は死んだけど、その息子もなかなかの、やり手やのう。 信長への光秀の思いは日に…日に増していくが、いつどんなタイミングで2人は侍従関係に結びついていくのか、第4巻が楽しみでしょうがない。 続きを読む
投稿日:2023.11.27
帆掛船
戦国時代は、実力本位の時代というイメージがあるが、実際には、家柄、官位が重んじられ、だから信長は異端だったという事なのだろう。斎藤道三が、美濃を手中に収める過程で当地の名家を継ぐ形で改名を繰り返す様は…、現代の感覚では理解し難いが、歌舞伎役者や落語家が名跡を継ぐようなものか?続きを読む
投稿日:2023.09.10
あおのあしあと
本作は道三の愛弟子である信長と光秀を対照的に描き、乱世を気迫ある文章で書き出している。織田信長編になり道三から次世代へと語り手が変わっていくが、全体的には光秀目線で進んでいく事が多かった。光秀というと…本能寺の変のイメージが強く裏切り者という印象を受けていたが、情に厚く将軍家の再興の為に奔走する姿は精悍さが感じられる。なぜ謀反を起こすに至ったのか釈然としない思いがあるが、善と悪の線引きが難しい時代だからこそ、行動に至るまでの気持ちの変化を丁寧に見据え考察していきたい。続きを読む
投稿日:2023.09.04
弁天
名前が道三に変わって、私たちの大好きな庄九郎とは別人に思えるけれど、道三の最期には泣きました。 蝮を連れて帰る、という信長のひとことが素敵すぎる。 光秀は、うーん、あんまし面白くない。 そら失敗するさ…、くらいで。 半兵衛は面白い。 庄九郎はチェーザレ、信長はナポレオンと比較しているところも独創的でいいですね。 次が最終巻です。続きを読む
投稿日:2023.04.04
オモテ
光秀が有能な男だと知らなかったこと、信長と光秀の関係がこんなにも深かったことを知らなかったため、戦国時代のイメージが少し出来るようになった。
投稿日:2023.02.15
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