【感想】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員VII」

香月美夜, 椎名優 / TOブックス
(28件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
15
9
2
0
0
  • カラー封入チラシも入ってます

    けっこうイケているように思いつつ、なぜかうまくいかない貴族院2年生のローゼマイン。前巻でやらかしたあれこれをフォローしつつ、しっかり深みに踏み込んでしまう物語の展開がさすがです。
    書籍版オリジナルのサイドストーリーによるお話の膨らみも見事。堪能しました。

    ps. ブクログのレビューで電子版には載らない協力書店限定SSについて書かれているのは寂しいですが、なんと、10月に限定SSなどをまとめた短編集が出るそうです。(但し、今回は第四部Ⅳの分まで。)いやっふう!
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    投稿日:2019.06.13

ブクログレビュー

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  • jube

    jube

    面白かった。王子とハンネローレとソランジュ先生のお茶会でぶっ倒れた後のことから。
    まわりがわちゃわちゃになるのが、ローゼマイン黄門か。
    ターニスベファレンの討伐が、大問題になっていく。
    領地対抗戦、おもろい。
    あるいみ”女性向き”と目されるラノベではあるが、ロマンス分野がうざくなくて、あっさりしていてとても読みやすい。
    このまま、あっさりしておいてほしい。
    聖典がそんなことに!
    やっぱり設定がおもろすぎる。題名が『下克上』なので、
    もしかしたら、フェルディナンドxローゼマインで国王王妃となったりして。
    だったらおもろいな。
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    投稿日:2024.03.21

  • min

    min

    もう不穏でしかないですね…。
    今までのアーレンスバッハとの関係性だけでも十分怖いのに、王族との関係性まで危うくなる、そんなお話です。ついでにフェルディナンドとも少し危ういでしょうか…?

    投稿日:2024.02.15

  • kitano

    kitano

    このレビューはネタバレを含みます

    貴族院の5・6を読まずに7を読みます
    冒頭でローゼマインが失神・・・周囲の人の苦労をワザワザ描いてます、さて、読んでいない巻で凶悪な魔獣を許されない呪文で退治した疑惑をもたれたが、元々聖典に書いてある祝詞だった
    失われた知識というのが今後のテーマになり、神殿と王族の関係がこの作品の根幹なんだ・・・と思う
    言いがかりを超常能力(または知識)で乗り越える作品

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    投稿日:2024.01.24

  • haruco

    haruco

    なんだか物語が不穏な空気になってきた。王になることを望むか?っていきなり問われたら躊躇すると思う。実際のとこ、自分の特異性を嫌でも意識してるだろうから、なれるのか?って思うだろうし。
    ディッターは大人の個人戦も、生徒たちの団体戦もとても面白かった。結構ハラハラした。フェルディナンドがどんだけ傷ついても顔に出さないのは、幼少期の影響デカそうで闇が深い。。。
    王が欠陥を抱える中、聖女としてかなり危うい立場に立ってるローゼマインが不穏で仕方ない。
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    投稿日:2024.01.19

  • さら

    さら

    このレビューはネタバレを含みます

    今まで見えなかったはずの聖典の魔法陣、貴族院の尋問、保護者呼び出し、版権を賭けたディッター等々、この巻もイベント満載でした。しかし、中央神殿の動きや魔獣の襲撃、中央騎士団長の言葉等、今後の展開が心配です。続きが気になって読む手が止まりません。

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    投稿日:2024.01.14

  • finger0217

    finger0217

    「頼りになる姉」としてシャルロッテからの信頼を得たいローゼマインと、尊敬する姉を少しでも手伝いたいシャルロッテが互いに支え合う様子は見ていてほほえましく思えます。

    貴族院での2年目も後半戦に突入し、ローゼマインが「神具」を具現化できることや当たり前に祝福を与えていることについて中央の神殿からも目を付けられるようになります。この一難去ってまた一難、という矢継ぎ早の展開と主人公やその周囲が信頼関係を高めながら次々に課題を解決してゆく展開はファンタジー作品のまさに「王道」と言えるものだと思います。イメージ的にも、少しハリーポッターシリーズに近いかもしれません。
    そんな中でも、やはりフェルディナンド様は頼りになりますし、彼の信頼に応えることのできるローゼマインの力はまさに「主人公」素晴らしい存在感を放ちます。

    ローゼマインの側近たちも少しずつ卒業を迎え、貴族院の中での後継者を探す必要が出てきました。過去の派閥争いに縛られないローゼマインの側近選びが順調にゆくことを期待したいですし、中央の政情が不安定であることや不穏な動きの陰にアーレンスバッハがいるような印象があることで高まる物語の緊張感も、次巻をすぐに手に取らせる魅力です。
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    投稿日:2023.12.09

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