【感想】関ヶ原(下)

司馬遼太郎 / 新潮文庫
(146件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
61
59
16
0
0
  • 明治維新の伏線

    司馬作品は幕末以降ばかりでした。映画化をきっかけに読みました。敗者に肩入れしますが、長州、薩摩も土佐も維新の勝ち組?

    投稿日:2017.11.17

ブクログレビュー

"powered by"

  • kei kim

    kei kim

    このレビューはネタバレを含みます

    義と利
    最期、石田三成が義を貫いた?思い出した?
    シーンも感動です。

    ボタンの掛け違いのように、思い込みで負けた光成。
    石橋を叩きすぎる家康。

    性善説の光成。
    性悪説の家康。

    少しの違いで歴史が変わるのかと思えた、
    非常に読みごたえがありました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.29

  • yasu129

    yasu129

    関ヶ原合戦、西軍の奮闘、小早川の裏切り、死闘。大谷吉継が最期まで名将すぎて涙目。島左近の17歳の息子さえ戦場で華々しく散った、というのも切なかった。
    石田三成が戦場離脱したのには「あれ?大谷吉継は自刃したのに?」と戸惑ったけど、結局自首して潔く処されたのは(性格的に)筋が通ってて良かった。
    これまで読んだ司馬遼太郎作品で上位にくる面白さだった。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.27

  • hiro1548

    hiro1548

    結局、自身が動員できる軍事力がすべてなんだな。
    家康250万石、三成19万石では諸侯を動かす力が違う。西軍の戦力が働けば話は違ったろうに。
    で、これは今も変わらない。どんなに高邁な理想を掲げても、それを支える力がなければ理想は形にならない。
    そしてもう一つ。人は義ではなく利によって動くもの。進歩がないねぇ。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.25

  • 平野百貨店

    平野百貨店

    みんなからの嫌われ者、石田三成を自分も序盤からずっと好きになれなかったのだけど、最後の最後でその感情も全く逆になった。感動した。
    本当に義を貫いた人だったんだ。

    裏切って家康についた将たちは、その後どんな運命を辿ったのか気になった。
    次読むテーマにしたい。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.12

  • danzan679

    danzan679

    今年の大河ドラマは「どうする家康」。司馬遼太郎が家康を書いた『覇王の家』を読んでも関ヶ原合戦の部分はあまり書かれていない。それはもうすでに他の本に書いたからだと言う。それで『関ケ原』を読み返してみることにした。
    石田三成の視線から見た関ケ原合戦がよく分かった。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.26

  • ナタココ

    ナタココ

    西軍は負けてしまったが、戦の内容としては、かなり良いところまで行ったんだなと思った。大谷吉継の最期にグッときた。

    家康は人がほしいものを与え、「利」や飴と鞭をうまく利用する。家康の方がすべて上手で、西軍が勝ったところで乱世は終わらなかったかもしれない。

    それでも、この戦の「義」は三成にあったと思うし、死ぬ最期の瞬間まで、その姿勢を貫き通す姿がとても尊かった。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.16

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。