七つの会議

池井戸潤 / 日本経済新聞出版社
(451件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
99
230
94
3
0
  • 育ち方って重要

    池井戸氏の作品はほぼ読んでいます。
    特に銀行が舞台の作品は、勧善懲悪が強く出ていて、
    読後感もスッキリします。

    この作品はそれとは少し違い、
    第八話で構成されていますが、すべて別の人間の視点で書かれています。
    パワハラ事件の裏に、重大な事件が隠されているのですが、
    関わった登場人物の生い立ちが丁寧に書かれていて、
    なぜその人はこういう行動をとったのか、がわかりやすくなっています。
    悪いことは悪いんだけど、同情してしまう部分もあり。。。
    結局のところ誰が一番悪いんだ?と、考えてしまいました。
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    投稿日:2016.06.09

  • でしゃばりすぎない主人公

    「半沢直樹」や「花咲舞が黙ってない」などの作者、
    池井戸潤さんの作品。
    池井戸潤さんの作品は、どの作品にも共通しますが、
    不正に対して断固として立ち向かう姿勢を持った
    主人公が現れます。
    この作品も、立場の弱い下請けと、大手メーカーの
    重役が絡んだ不正に巻き込まれた人の人生や、心情が
    描かれていて、読み進むにつれ目が離せなくなります。
    不正を暴いていく主人公も、過去に自分の起こした
    行動で、他人を苦しめたことを、心の中に刻んでいて
    普段は、ぐうたらしていても、いざとなれば行動を
    起こすついう二面性を持っています。
    半沢直樹ほど、行動力や表立った熱さはなく読み始めは
    誰が主人公かわからないほどですが、ラストに近づくにつれ
    存在感が増してきます。
    でしゃばりすぎない主人公。
    こういう作品もいいですね。
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    投稿日:2016.04.06

  • 筋の通ったストーリー。私は好きです~♪

    久しぶりに、イッキに読みました♪
    登場人物のバックグランドってあるよなぁって時々思う事がありました。想像するのもまた良いとは思いますが。この本には、その人その人のバックが所々に描かれています。それがとてもいい感じ。百々のつまり、極悪人なんて早々いるもんじゃないなってわかる。特別なドラマでないって…。
    正義が通って良かった♪そこがまたグッドです。
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    投稿日:2016.03.20

  • サラリーマン必読ですね。

    誰もが、サラリーマン人生の中で意図せず巻き込まれてしまう可能性のある事件。落とし穴は日ごろの社内での、当たり前の人間関係の中にこそあるのでしょう。読みす進む中で、あるよなーとつくづく感じる場面が多々あります。
    誰もが、正義は我にありです。それが間違った正義でも。
    続きを読む

    投稿日:2015.12.30

  • 「空飛ぶタイヤ」よりもリアル?

    第1話から第3話までは、別々の話かと思われたものが、第4話、第5話で収斂していき、企業グループによるリコール隠し問題へと繋がっていく。物語の当初では思いもよらなかった人物が、主人公となっていく。ストーリー展開の巧みさとリアリティーは、さすが池井戸作品と思わせる。リコール隠しを扱った「空飛ぶタイヤ」よりも、リアリティーは上では、と感じた。
    続きを読む

    投稿日:2015.12.15

  • ノンフィクションではないかと思うくらい身近に感じる登場人物

    不正に巻き込まれ、人生が狂っていく主人公たち。
    果たして自分がそこに立っていたら、不正に加担しないでいられただろうか?
    いや、いられなかったに違いない。

    そう思わせるリアリティがあった。
    登場人物の生い立ち、会社内でのキャリアが語られる事で、
    仕事のスタイルが、如何にして確立していったかがが分かり
    組織の闇がどうやって生まれたかがより具体的に感じられる

    本当はそんな事はしたくなかったに違いない主人公達
    本当に仕方がなかったのか?
    他にやりようは無かったのか?
    組織の中で生きる者として多くを考えさせられた
    続きを読む

    投稿日:2016.06.10

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ブクログレビュー

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  • とっても面白かった。
    自分は、こんな職種でもないし、いわゆるビジネスマンでもない。池井戸さんのパターンにも食傷気味だったので、ほんとに入り込めるかな? と思っていたのだが、ぐんぐん読みきった。
    専門的な内容や言葉を使っていても、関係のない人にも分かりやすく興味が持てるように書いてあるのだと思う。
    映画になったときいたので、読み始めたが、あえて、キャストは見ていない。今、読みきったので、これからホームページで確認するのがちょっとした楽しみです❗️
    続きを読む

    投稿日:2019.04.14

  • 一方的に懲悪するような単純な図式でないのが、リアリティーを感じさせて良いところでもありますが。もやもやとする処もある。それで会社は良くなるのかい?

    投稿日:2019.03.31

  • これを読んでスッキリしたり、面白いと感じる勤め人たちが多くいるから人気があるのだろうけれど…
    それに恐ろしさを感じずにはいられない。
    多くの隠蔽や揉み消し、不祥事。
    スジを通すための組織との戦い。
    れが美徳のように書かれていることが既に恐ろしい。続きを読む

    投稿日:2019.03.16

  • 組織の一員であること、働くこと、生きていくこと、夢、希望、野望、挫折、家族を守ること、現実の自分、苦しい時に出てくる本当の自分…さすが池井戸さんだなあ。一気に読まされた。空飛ぶタイヤ同様、映画までは多分見られないけど、観たいなあ。それにしてもこの物語、初めは八角さんが主役だと全く気がつきませんでした。続きを読む

    投稿日:2019.03.13

  • オムニバス形式で最後は上手くまとまめましたよって印象。登場人物毎の生い立ちや両親の云々を書いているが、そこが読み疲れするところ

    投稿日:2019.03.09

  • ・中堅企業の不正を巡る小説
    ・短編を繋ぎ合わせながら大きなストーリーがすすむ。伏線を回収し切らない印象もなくはないが、分厚さを感じさせる作品

    投稿日:2019.03.05

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