【感想】行きつ戻りつ

乃南アサ / 新潮文庫
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
1
6
9
1
0

ブクログレビュー

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  • nami

    nami

    日本全国各地を舞台にした家族の物語。短編なのに色んな感情それぞれ湧いて読後は自分が旅に行ったような気持ちにさえなった。それぞれの感想はあとがきとまるで一致していたことにも驚いた。

    投稿日:2023.07.26

  • ひる子

    ひる子

    短編は苦手なんですが、これはなんだか良かった。

    なんだろか?
    別に何があるってわけでもないのだが。

    それぞれ抱えながら旅に出る女性達の物語です。
    義母、旦那、愛人、子供、友人…
    日常どこにでも落ちているような単純なストーリーですが…
    読んだ後少し前向きになれる話ばかりでした。

    旅はいいな。
    私も早く旅がしたいです。

    続きを読む

    投稿日:2023.02.23

  • sarubobo-papa

    sarubobo-papa

    旅の情景と主婦の心模様を描いた短編12作。

    ・姑の写真(秋田・男鹿)
    ・一粒の真珠(熊本・天草)
    ・微笑む女(北海道・斜里町)
    ・最後の嘘(大阪・富田林)
    ・青年のお礼(新潟・佐渡)
    母の家出(山梨・上九一色村)
    ・湯飲み茶椀(岡山・備前)
    ・姉と妹(福島・三春)
    ・Eメール(山口・柳井)
    ・越前海岸(福井・越前町)
    ・泣き虫(三重・熊野)
    ・春の便り(高知・高知市)
    ・解説 立松和平

    全て主婦が主人公で、妬み、嫉み、後悔、悲壮、喜び、怒りと様々な感情を抱え、その地を訪れ、情景に癒され、あるいは改心し、情を深くする。

    旅の一面を切り取った作品。
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    投稿日:2018.11.18

  • km

    km

    読む前にざっと内容を見たところ、観光地を紹介しながらの三十ページくらいの短編だった。
    読み始めは、それぞれドラマがあるものの、特別面白い感じはしなくてもしょうがないから、さっさと終えようと思っていた。
    「姉と妹(福島・三春)」を読み終え、印象ががらりと変わった。これだけのページ数で各地を紹介しながら、ここまで書けるなんて、やっぱすごい。
    続きを読む

    投稿日:2018.04.26

  • mokamoca

    mokamoca

    家庭に問題を抱えた12人の妻たちが旅に出る短編集。
    それぞれが、旅先で出会う人や風景に癒されていく。
    そこには温かさがある。
    読んでいる側にも温かさや旅に出る良さが伝わってくるよう。

    2017.10.14続きを読む

    投稿日:2017.10.15

  • minerva-48

    minerva-48

    日本各地を舞台とした短編集として、出版編集された文庫本。

    が、読み始めて気づいたのですが、乃南アサの他の短編集にも所収されている作品ばかりでした・・・。
    再度、全作品、読み通しましたが。

    投稿日:2017.08.30

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