【感想】みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎 奥会津三泣き 因習の殺意(小学館文庫)

相場英雄 / 小学館文庫
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 3.1
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  • どこか内田康夫作品を彷彿とさせる気軽に読める推理物 : 旅行や出張のお供に最適

    『震える牛』『血の轍』とハードでシビアな警察の世界を描いた2作を読んでいるが、これらとは全く異なる旅情ミステリーシリーズで、とても読みやすい。相場英雄氏の別の側面を見た感じ。大和新聞に勤務する自称ぼんくら記者・宮沢がいい味を出している。かってスター記者だった叔父の宮沢乙彦との関係性は、キャラは全く異なるが内田氏の浅見兄弟を彷彿とさせる。そういえば、二枚目だけど女性に疎い浅見光彦と宮沢は似ているかもしれない(宮沢記者は妻帯者で単身赴任中だが)。出張や旅行の折の移動中に読むのにうってつけ。旅のお供にどうぞ!続きを読む

    投稿日:2017.04.07

ブクログレビュー

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  • fon

    fon

    麺食い記者旅情ミステリー
    王道の2時間ドラマ的ストーリー
    現地の歴史やご当地グルメ紹介あり
    メインキャラはじめ周囲は美形で固め
    でも、ちょっとオジサマ読者がターゲット?
    というシーンあるわ、
    かなり最初の部分から
    あ、この人犯人?と分かっちゃうし
    ちょっとばかりモヤモヤした
    続きを読む

    投稿日:2024.03.06

  • kamitako

    kamitako

    みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎の第一弾。福島県会津地方の文化、自然と裁ちそば、ソースカツ丼などの名物にも触れる旅情ミステリー。歴史紹介(北越戊辰戦争で長岡藩の指揮を執った河井継之助)もあり、ストーリー以外でも楽しめる要素が満載。フーダニットにおける王道の犯人像。分かり易すぎかな...。続きを読む

    投稿日:2019.12.04

  • bera5227

    bera5227

    2時間ドラマにぴったりな作品。何となく怪しいと思う人物はいたが、クライマックスまでうまく隠していたと思う。その土地の気質、文化をきっちり取り込んでいて読み応えがあった。裁ちそばすっごく食べたい。

    投稿日:2019.01.06

  • haji07-2016

    haji07-2016

    8月-9。3.0点。
    麺食い記者シリーズ第一作。
    会津で、建設会社の副社長が殺害される。
    部下の部長も失踪。
    業界と政治の闇が。

    読みやすい。

    投稿日:2016.08.26

  • igechan22

    igechan22

    奥会津で発生したゼネコン役員の殺人事件を追う麺食い記者の宮沢と警視庁捜査二課の田名部が事件を解決していく。道路行政に過疎化などの社会問題を交え社会派作品となっている。事件の鍵となる人物の正体が意外だったが、冒頭からの伏線が巧妙に貼られていて読み応えがあった。続きを読む

    投稿日:2014.09.30

  • greenpepper560

    greenpepper560

    シリーズ1作目
    なので、初期設定が細かく説明されている
    痩せの大食い体質って、羨ましい
    蕎麦が好きらしいけれど
    それ以外も、良く食べる
    読んでいると、食欲をそそられる

    投稿日:2013.10.23

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