花酔ひ

村山由佳 / 文春文庫
(54件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
10
16
16
4
0
  • SMに目覚めてしまった男女の行き着く先は…

    村山由佳さん初読みです。
    いやぁ、エロいですねー。
    女性作家でここまでの描写ができるとはなかなかのものです。
    ご本人は実体験があるのでしょうか?
    妻の浮気相手が自分の浮気相手の旦那さんって…それって夫婦交換?
    夫婦仲は良いのに、ドSとドMの性的嗜好が一致する相手をたまたま見つけてしまった男女が、不貞に走り、酔い、壊れていく、というか壊れすぎ。
    SM趣味はないけど、夫婦間に流れる感情には妙に共感を覚えてしまう自分がちょっとコワい。
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    投稿日:2017.05.28

  • 黒村山作品です

    他のサイトのレビューには「エロ本」というレビューも多いのですが・・・

    不倫の物語は終着点がないので、ブラック村山の結末は??って楽しみに読み進めることができました。
    描写がリアルです(笑)これは不倫した、された経験がないと書けない描写だと思います。
    祖母のトキ江さんがいい味出してます。
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    投稿日:2016.09.16

  • 自分のこと分かってますか?

    単純な不倫の話しではありません。
    間違っていない,と自信をもって選択した事柄の根拠がいかに不確かなのか。結婚相手のことが分かったつもりであったり,ましてや自分のことがわかったつもりであったに過ぎないのではないか。
    そんなことを考えさせられます。
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    投稿日:2014.10.15

  • 東京と京都、男と女

    あずま男に京女、江戸時代のいい男、いい女を表す言葉と記憶している。
    アダルトエデュケーションは、女の立場で書かれていたが、東京の夫婦、京都の夫婦の男女4人それぞれの、心と体のうごめきが、それそれの言葉で書き込まれていく。
    その中で、主人公麻子の祖母の発する言葉が非常にいい味で、官能に流されそうな物語を引き締めている。
    「人は出会うべき相手にしか出会わない、でも神様はときどき間違えなさる。順番をさ」・・・・・
    松任谷由美がラジオの恋愛相談で話していた言葉を思い出しました。『恋愛に定まったルールはないけど、仁義は守らないといけないと思うよ』
    一読をお勧めします。
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    投稿日:2014.09.19

ブクログレビュー

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  • ナオ

    ナオ

    満たされた生活、仕事、家族を持ちながらも、溺れてしまう相手との出会い。
    獣と人間が違うのは理性があるから。
    一度の人生で、魔が差すのも共感できる。そして、そんな経験も味わった上で、自己を確立していく麻子は女性てしても素敵だと思う。続きを読む

    投稿日:2021.03.21

  • miyous

    miyous

    久々の官能小説。
    男性作家のを数冊読んでみたけど、心惹かれるのではなかったのでしばらく遠ざかっていた分野。
    こんな風になにもかも捨ててもいいと思えるような体験をしてみたい。
    溺れてみたいと感じるような書き方。
    永遠に続くような終わり方がよかった。
    続きを読む

    投稿日:2021.03.09

  • syukashizuka

    syukashizuka

    このレビューはネタバレを含みます

    本当に予想の上を行くエロさ(笑)
    文学的というよりは、もう本当に俗っぽい。これ、どういうテンションで描くんだろう小説家ってスゴい…と淀んだ目で思う。図書館で借りた本なのだが、濡れ場のシーン2か所に、見覚えの無い栞が挟んであった。前に借りた人、濡れ場だけ拾い読みでもしていたのだろうか。千桜のエピソードは、夫に言わせると「あるある」…なのだそうだが、どういった何であるあるなのか、詳しく問い詰めたい。50歳のおっさんに、5歳の幼女がいたずらされるというシチュエーション…どこであるあるなんですか?

    麻子だけ勝ち逃げした感じ。
    正隆も千桜も誠司も、ずぶずぶのどろどろに塗れているのに、麻子だけが綺麗であるかのような終わりが…ずるい気がする。不倫に限らず、「もう一度やったら終わり」とか「次にやったら綺麗に終われるから」と、すぱっとやめられない人が嫌いだ。切が悪い所でも終われるかどうかで、その人の覚悟が見える気がするのだ。どうやったら気分良くやめられるかっていうのは、その人の自己満足にしか由来しないと思うので、他人に迷惑や影響を及ぼす物事の辞め時に、私情を挟むのは、違う気がするのだ。

    あと、マゾヒストの男性ってやっぱり無理だわ。
    千桜に言葉責めされて、ピンヒールで踏まれて、息を荒くしているおじさんを見ると、ちょっと苦笑と共に嫌悪感が止まない。確かに、妻がマゾヒストを嫌悪しそうなのに、性癖を吐露する事って無理だよな…とすると、千桜のように、ぴったりの相手を外に見付ける事ってある種合理的なのかも…。本当に体だけの関係で、相手も家庭を持っていて、手放すつもりもないという前提の上なら、自由恋愛ってありなのかもしれないと考えさせられた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.11.07

  • まろんぱぱ

    まろんぱぱ

    挑戦的ともとれるレビューで手にとって、いやあああ後悔(笑)

    ダメでした、堕ちていきそうな想いに絡め取られます。
    あの情念だったり、色んな意味で純情だったり、欲望だったり、頭と体の中で咀嚼しきれない気持ちをもて余します。縁も艶も炎も「えん」ですよね、こんなにも文字が文章が艶やかだと感じたのは初めて。

    この四人を是としてはならないのだけれども、この情動をどうしたものか?憧れてもいけない世界、どんなに言葉を尽くしてこの情動には勝てないのだ。
    やはり神は見ている「恋愛−己の心から苦しむなり、秘めよ」

    #花酔ひ
    #村上由佳
    #官能
    #本好き
    #本好きさんと繋がりたい
    #小説倶楽部
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    投稿日:2020.01.24

  • ナオキスト

    ナオキスト

    軽い気持ちで読み始めた、人生初の官能小説…
    読書の幅を広げてくれた貴重な経験でした。

    目の前でプレイが実演されているかのような緻密な描写。なだれ込むようにベッド・インする2人の心理をここまで書き綴れるものか…と、感動すら覚えた。続きを読む

    投稿日:2020.01.24

  • hide02961

    hide02961

    一気読み。2組の愛の形は、似ているようでまるで違う。片や歪んだ性愛の結びつき、片や運命の相手との性愛。どちらが破綻するかは、言わなくてもわかる。運命の相手か、生活の維持か?どちらを選ぶのが幸せなのかな。余韻のある話。続きを読む

    投稿日:2019.07.17

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