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トリイ・ヘイデン, 入江真佐子 / 単行本 (16件のレビュー)
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総合評価:
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dancing-mai
このレビューはネタバレを含みます
父親のいない、母親に捨てられた男の子。 何件もの里親にたらいまわしにされ、唯一の姉とも離れ離れになってしまい、やっといい里親に恵まれる。 初めて友達も出来、自分の守るべき大切な存在まで出来た。 だが、その大切なペットの鷹を自分のせいで死なせてしまい、たった一人の友達まで失いそうになってしまう。 最後はハッピーエンドだが、主人公の少年が必ずしも善良でなく書かれているところがリアルっぽい。
投稿日:2012.01.08
ヒギリ
トリイ・ヘイデンのフィクション。 経験に基づいたノンフィクションを書く人がフィクションを書くと、「リアルな物語」になる場合と「なんか微妙・・・」になる場合がある。 これは後者。 実在の人に迷惑をかけ…ない範囲でよくあるエピソードをまとめつつ常日頃から考えていることを伝えるための創作、と 題材の面白さに頼りきった私小説書きが書いた設定にも人物にも魅力のない空想、 の違いなのかな。 ものすごくひどいってわけではないけど。続きを読む
投稿日:2011.10.29
ハルノ
再読。もしかして、と想像することが大切だと思えた。子供と大人という線引きをするのではなく、相手に対してどう誠実でいるか。話を聞いてくれる存在は必要。
投稿日:2011.10.16
kipper
トリイ・ヘイデンの本は、いつも内容にひきつけられる。 この本は子供用に書いた物語。 だから今回はトリイがでてこない。 デイヴィットという男もそんなに都合悪くない。 世の中で一番最悪なこと。… なにもないこと。気にかけてくれる人がいない・帰る場所がない。 でも、本当に最悪なことは… ぜひ読んでほしい!続きを読む
投稿日:2011.09.17
naomi1104
最悪なことリストの第一位って何だか知ってる?「気にかけてくれる人が誰もいない」ことだ。里親から里親へと転々としてきたデイヴィッドにはよくわかる。新しい里親に引き取られ、新しい学校に来てみれば、11歳だ…というのに下の学年に入れられて、級友にはうまくしゃべれないことをからかわれていじめられ、もううんざりだ。ある日、学校帰りにデイヴィッドは、茂みの中でフクロウの卵を発見した。ひょんなことから彼は、飛び級してきたために小さいが賢い少女マブと共に、その卵を孵化させることになる。卵を大事に思う気持ちで結ばれた二人は次第に仲良くなっていく。やがてフクロウが生まれ、デイヴィッドは大好きな本にちなんで、キング・アーサーと名付けてかわいがる。だがやがて、ほんとうに最悪なことが…!情緒障害児との心の交流を描き、世界中を涙と感動の渦に巻き込んだ著者が、生命や友情、本当に大切なものをテーマに据えて贈る大人と子どものための心温まる物語。続きを読む
投稿日:2009.10.23
にゃがお
うーん、いいお話なことはいいお話なんだけど・・・。 この方、物語よりもやはり、実話にもとづいたお話ほうが向いてるみたい。
投稿日:2009.08.23
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