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田房永子 / 河出書房新社 (20件のレビュー)
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りえぽん
共感できるような、それほどでもないような…… 母親学級とかで出会う、感じの悪い人たちの分析なんかは、すごく共感した。 しかし、これまで読んできた著者の他のエッセイ(『キレる私をやめたい』『「男の子の育…て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました』『他人のセックスを見ながら考えた』など)と、一貫して同じことを描いている。 なるほどなぁ。 続きを読む
投稿日:2023.11.23
ヴィーナス綾子
妊娠・出産・育児を通して著者がその鋭い感性で感じとった違和感やしんどさを紹介。その洞察力でそういったことが起こるカラクリをひもとく。 読む前に想像した以上に多彩なテーマについて語られており、自分の気…持ちに真摯に向き合った洞察と合わせて読みごたえたっぷり。 日本では「母とはこういうもの」という型があり、一人ひとりの女性の個性は関係なくその型にはめようとするし自らはまろうとする。 本人も周囲も、一人ひとりの気持ちや個性を無視した雑なとらえをしていて、なんとなくしんどさがあっても見ないようにしてるのかも、と思った。続きを読む
投稿日:2023.05.26
lilymikkai
「呪詛抜きダイエット」が面白かったので田房永子さんのこちらを読んでみた。育児エッセイかと思ってたら主に自分の性欲の話だった。 内容とは関係ないんだけど、私は女性器の呼称にめちゃくちゃ嫌悪感があるなと気…づいた。男性器の方は大丈夫だけど、「女性が言う用」の呼称は苦手。この年になって自分のセクシュアリティを色々見直す部分があって新鮮。 妊娠〜出産〜育児って、社会からの「こうじゃないといけない」みたいなイメージ像の押し付けがすごくて、「うるせぇ!」って思うことも多いんだけど、この本を読んで再認識した感じ。「妻の妊娠中は男もち○こが腫れたりすればいいのに」っていうところのイラストで笑った。 性欲の向こう側とこっち側を行ったり来たりする気持ちはよく分かる。自分の体が性のためではなく(広義には性のためなのかもしれないけど)子供のためにある、という感覚。私はあの感覚から戻って来てないというか、出産してから更に自分の体が女性であることへの嫌悪感が増したなと思う。続きを読む
投稿日:2023.05.23
arumino
男性も読むべきとお勧めされたので。 この本を読んでなかったら知り得なかった事も多々あり、参考になった。 いつか当事者になって再読する日が来る…事を願って大事に保管しておこうと思う。
投稿日:2022.02.14
Ayaya
よくぞ赤裸々に語ってくれた! 田房さんならではの観察眼。『何もしないジイさん』とか。 色々おもしろいけど、母親学級での自己紹介で、本当に思っていること話したかったって件や、産後に先輩ママとして妊婦さん…たちに経験を語る会など、言えなかったことが この本で言えて、田房さんよかった!と思いました。続きを読む
投稿日:2021.10.27
Salt
2021.3.20 しょっぱなから妊娠中の夢ーガズムと性欲について煩悶していてついつい笑ってしまった。いきなりそうきたか!という感じ。 性欲や妊娠中・育児中に感じた変なこと、女の子の性器の洗い方の疑…問など、ここまで描いちゃっていいの!?というくらいいろいろあけすけに描いていて、新鮮だった。 自分の子供を卑下することで他のママ達との交流を円滑にする術はあるある。褒められても『でもうちの子〇〇だから…』とかね。ついやっちゃうけれど堂々と『ありがとう』と言いたい。続きを読む
投稿日:2021.03.21
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