【感想】いちばんうしろの大魔王ACT6

水城正太郎, 伊藤宗一 / HJ文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • domarin

    domarin

    シリアスな長編を経た前巻の最後に登場した転校生ケーナ・ドロンズの引き起こす騒動とその正体をテーマにした第6巻。この巻単体でほぼ完結しているので1冊分のまとまりが良いのが魅力的である。

    前巻までの毛色の大きく違うシリアスな長編の反動か、以前の雰囲気通りの学園コメディ展開が、ケーナの新鮮なリアクションを加える事で刺激的に描かれている。この作品に求めていたのはこれだと言いたいほどの安心のハプニング乱発展開に満足すること間違いなし。よくもまぁあの手この手で妙な雰囲気に持ち込むことだと感心できるはずだ。

    シリアス展開の要素もなくなったわけではなく、少しだけ出しながら結末に絡めているのでちょうどいい。ただケーナの話が今巻で完璧にまとまってしまうとは思っていなかったため、少々もったいない気もする。この結末は今巻以降にどのように活かされるのか、そこまで確認しないと判断できない気がする。
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    投稿日:2013.06.23

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