【感想】すごい宇宙講義

多田将 / イースト・プレス
(35件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
13
12
7
0
0
  • 数式がわからなくても大丈夫

    京大出の素粒子の研究者が書いた宇宙の本です。
    数式は出てきますが、わからなくても全然問題ありません。
    地球から宇宙を眺め、実験し、どうして宇宙の始まりや、ブラックホールの事がわかるのか・・・ がわかる本です。
    とてもわかりやすい説明で書かれています。「すっげ~~」、「すっげ~」、と感動しながら読み進み、あっという間に読み終わってしまいました。
    アインシュタインなど、本に出てくる頭の良い人って、本当に想像力がすごいんだなあ・・・・ と思いました。

    宇宙はどうやって始まったのか・・ 今後、どうなっていくのか・・・・

    そんなこと、わかっても仕方のないことかもしれませんが、興味がある人にはとてもおすすめです。(*゜∀゜)b
    続きを読む

    投稿日:2014.10.01

  • すごい実験の続編

    すごい実験の続編です。すごい実験未読の方はそちらもおすすめです。
    非常にわかりやすく科学好きな文系の人は楽しく読めると思います。
    講義をライターさん編集の人たちが文章に起こしている、という形式の本です
    本当に講演?を聞いているような気分になれます。
    続きを読む

    投稿日:2014.08.29

ブクログレビュー

"powered by"

  • rafmon

    rafmon

    凄い分かりやすく書いていると思うが、それでも難しい。恐らく、原理や理屈が理解できぬまま、宇宙とはこういうものだ、と飲み込むしかないからだ。それでも十分楽しめるのだが、自分には理解できない領域がある事が少し悔しい。理解できたかは別として、宇宙工学や量子力学を学ぶ人生というのも、憧れる。ちょっとだけ、その願望を叶えてくれる本。

    いざ、言葉と論理の迷路へ。

    原子は、電子と原子核(陽子と中性子)でできている。従い、人間の体をバラバラにすると、電子と陽子と中性子になる。電子に対して陽電子と言うものがある。電子はマイナスの電気を帯びているが、陽電子はプラスの電気を帯びている。これが電子の反物質。陽子の反物質は反陽子。中性子の中にはクオークがあるがクオークはアップクオーク、ダウンクオークが電荷を持っている。それが打ち消しあって中性子となっている。反中性子と言うものは、この中の電荷が逆になっている。アポロ計画では反物質を集めると言う実験もしていた…と、何となく、よく噛んで消化しようと思うが、噛みきれない。

    それが実在しながらも実感がなく、観念論を弄んでいるようにも見えるからだろうか。見えない世界を論理で解き明かす。計算上、宇宙は広がっているはずだとか、ブラックホールという存在があるはずだとか、計算が合わないから、宇宙項を設けて辻褄を合わせようとか。理解できればそれは最早物理学者だろうから、少しでも理解できたつもりになれるなら、それで良しとしておこう。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.09

  • かい/Kai

    かい/Kai

    ふんわりとしか知らなかったことをちゃんと知識として定着できた気がする。
    難しすぎないので挫折することなく読めて良かった

    投稿日:2022.02.11

  • 杏

    物理も化学も高校で断念したのですが、易しい語り口で楽しく読めました。時々挟まれる雑談や横道に逸れた話題も実際の講義を聞いているよう。学生時代に戻ったようでワクワクしました。ゆるい挿絵も分かりやすくまとまっていて、難解な話の理解の手助けになりました。(全部理解出来たかというと自信はないけど...)

    途方もない宇宙の話にくらくらする。仮説や実験の積み重ねの努力ももちろんだけど、数式から、「つまりどういうことが起きるのか」をイメージする人間の想像力、思考力って凄いなあと思いました。

    『すごい実験』も今から読む。
    続きを読む

    投稿日:2021.03.06

  • フリッツ

    フリッツ

    このレビューはネタバレを含みます

    私は物理学を学んだことがなかったので、やっぱり物理学は難しい……と思ったと同時に、物理学のおもしろさやいろいろなものとの繋がりに気づくことができてさらに学んでみたくなりました。
    物理学で考えると未来行きのタイムマシンしか作れないという記述があり、そっかあ〜……という気持ちに……
    でもその理由を物理学的にわかりやすく説明してくれてるのでしっくりきました。
    まどマギの話題が出てきましたが、物理学の知識があると同じ作品でも違った楽しみ方ができるんだな!と思わされました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.02.14

  • 削れども削れども

    削れども削れども

    学生時代、物理に触れてさえいない私でも、かみくだいた文章ですらすらと楽しく読み終えることができた。
    あとがきに書かれていた、「我々は、一惑星の表面にへばりついて、行ったこともない途轍もなく遠い宇宙について思いを馳せているのだということを、改めて思い起こしてください。」という一文。誰もたどり着いたことのない遠くの宇宙のこと、途方もないくらい過去の宇宙の始まりのことを、−−一惑星にへばりつく人々−−が、ここまで具体的に思いを馳せることができる事実が、本当に凄いことだと実感ができた。
    理解及ばず読み飛ばしてしまった部分もあると思うが、その実感を得られたことが、私にとっては何よりの収穫でした。
    前著の「すごい実験」も読みたいと思います。

    続きを読む

    投稿日:2020.12.23

  • いっちー

    いっちー

     途中で断念しましたが、ぶらっくほーるの説明分かりやすかったです。宇宙に興味のある方はおすすめです。

    投稿日:2020.05.17

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。