【感想】[真珠湾]の日

半藤一利 / 文春文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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ブクログレビュー

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  • きのさん

    きのさん

    戦争に突き進む過程を丁寧に描いていて、何が行われていたか分かりやすい。
    日米両国とも、個人の思惑を超えて、なるようにしてなってしまったと思えてならない。

    投稿日:2020.01.07

  • サラダチキン

    サラダチキン

    真珠湾攻撃に至るまでの外交の展開がスリリング。日米間だけでなく、蒋介石の中華民国の絡みなども知らなかったことが多く面白かった。

    投稿日:2017.01.04

  • shyamazaki69

    shyamazaki69

    機中で読み始めたこちらを読了。今さら真珠湾攻撃について読む意味あるかな…?と思いつつ読んだのですが、さすが半藤一利さん、大変な力作です。
    運命の日の24時間を中心に、日本の軍部・閣僚はもとより、アメリカ側、また当時の知識人や民衆の様子にもかなりの紙幅を費やして可能な限り多角的に描写しています。続きを読む

    投稿日:2014.08.09

  • bandit250f

    bandit250f

    2001年に雑誌に掲載との事なんですが、内容は映画「トラトラトラ!」に酷似しています。山本五十六の苦悩、駆逐艦ウォードの艦長、P-40に乗る二人、暗号解読に関わるブラットン大佐、オパナレーダー基地の二人、等映画でお馴染みのシーンが淡々と綴られます。この本に感心するより1970年の「トラトラトラ!」に感心してしまいました。当時の日本の文化人達がどの様に開戦を受け止めたか、時代の空気はどんなものだったか、が新しい視点なんでしょうか。力作でした。続きを読む

    投稿日:2012.03.02

  • takeichis

    takeichis

     太平洋戦争というと、すぐに肯定・否定の意見になるが、それを言う前に最低限読んでおくべき本の一つ。実際には世界恐慌・軍縮条約・中国進出に至る一連の流れも知っておくべきだが。

     この本の面白いところは、山本・井上・米内トリオの活躍ではない。それは多くの作者が書いている。

     「結果を知ってからの後だし評論」ではなく、西田幾多郎から永井荷風まで、当時も今も日本の最上級のインテリ層に属する人々が、同時代的に開戦前夜の空気をどう捉え、どのような文章を残しているかが書かれている点だ。そこにこの作者・半藤氏の誠意と、日本人への限りない愛情があり、他人の言葉を借りることで、訴えたいことが逆に明らかになってくる。
    続きを読む

    投稿日:2011.12.01

  • kingofmonkey

    kingofmonkey

    とにかく読むのが疲れました。なぜならば、出てくる人間が多いので誰が誰だかわからなくなってしまったためです。真珠湾攻撃を日本よりに書いた作品。その時の状況などの図などがあればもっとわかりやすくなってよかったのではないでしょうか。続きを読む

    投稿日:2011.05.19

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