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フランセス・フレイ, アン・モリス, 池村千秋 / 日経BP (12件のレビュー)
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なつか
顧客の教育 いいサービスのためには何か切りすてる ボランティアではなくビジネスである以上この視点は特に意識したい 求められるものを適切に把握すること
投稿日:2022.08.13
kappappa14
Kindle版が安かったので。 良いサービスを届けるための原則が4つにまとめられていて、考えやすい。 特に1,4のサービスに濃淡をつけることで、顧客を捨ててでも熱狂的なファン層を作るってのは最近のサ…ービスレベルの均質化の時代に業績を伸ばしている所に共通する部分だと感じる。 1.「すべてが最高」には無理がある 2.誰かがコストを負担しなくてはならない 3.悪いのはスタッフではない 4.顧客マネジメントをする続きを読む
投稿日:2019.04.24
n3104
http://n3104.hatenablog.com/entry/2017/05/13/172627
投稿日:2017.05.13
Chocolatte
このレビューはネタバレを含みます
経営者側にありがちな認識や思い込み。それは、「自分たちは、あらゆる面で最高のサービスを提供できる」「問題の原因は従業員にある」などと考えてしまうこと。しかし、このような思い込みは結局、凡庸で不満足な状態に陥るだけだ。「全てにおいて最高」は不可能。経営者には、特定のサービスで最高を目指すために、何かを犠牲にする勇気と覚悟が必要である。 このような戦略を立て、自己点検・評価をする際に重要なのは、顧客の話を聞くこと。つまり、顧客の目にどう映っているかを基準に、顧客にとっての優先度と提供するサービスの質の高さを一致させることである。 また、当然ながら卓越したサービスにはコストが発生する。誰かが負担しなければならない。解決方法は主にふたつ。顧客に割増料金を払ってでも利用したいと思わせるサービスを提供するか、顧客が喜んで仕事をし、サービスを生み出すプロセスの一翼を担ってもらうかである。 そして、あるサービスモデルを企業の強みとして徹底するためには、普通のスタッフが、普通に行動するだけで良質なサービスを提供できる仕組みづくりとサービス重視の企業文化の醸成が必要である。この二つの関係で「明確性」「伝達」「一貫性」の実践は欠かせない。 結局は、従業員は会社に対して奉仕したいという意欲を抱いているし、顧客もサービス体験の創出に参加したいと思っている。このことに気付き活かすための設計と風土づくりが、経営者にとっての顧客サービス戦略の原点だといえるのだろう。
投稿日:2017.04.29
ymarutani
内容(「BOOK」データベースより) 「最高のおもてなし」だけでは勝ち残れない!どこに重点を置き、どこで手を抜くべきか―。顧客満足と収益を両立させる合理的な「サービスモデル」の設計手法を、ハーバード・…ビジネススクールの豊富なケーススタディをもとに解説。 著者について フランセス・フレイ ハーバード・ビジネススクール教授。専門はサービスのデザインとオペレーション。 ペンシルベニア大学卒業(数学)。ペンシルベニア州立大学で修士(生産工学)、 ペンシルベニア大学ウォートンスクールで博士(情報管理)を取得。 アン・モリス 経営コンサルティング会社コンシア・リーダーシップ・インスティチュートの マネジング・ディレクター。ブラウン大学卒業、ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。 池村千秋(いけむら ちあき) 翻訳家。訳書に『MBAが会社を滅ぼす』(ヘンリー・ミンツバーグ著、日経BP社)、『マネジャーの実像』(同)、『ホワイトスペース戦略』(マーク・ジョンソン著、阪急コミュニケーションズ)、『ワーク・シフト』リンダ・グラットン著、プレジデント社)など。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) フレイ,フランセス ハーバード・ビジネススクール教授。専門はサービスのデザインとオペレーション。ペンシルベニア大学卒業(数学)。ペンシルベニア州立大学で修士(生産工学)、ペンシルベニア大学ウォートンスクールで博士(情報管理)を取得 モリス,アン 経営コンサルティング会社コンシア・リーダーシップ・インスティチュートのマネジング・ディレクター。ブラウン大学卒業、ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得 池村/千秋 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)続きを読む
投稿日:2015.12.10
nishitomo0810
「サービス・マネジメント」クラスで講師が薦めていた本、第3弾。 「サービスを制するものは~」に近く、教科書的1冊。 【全てが最高には無理がある】 顧客が重んじていないサービスは削る。この難しさは、意…図的に弱点をつくる、辞める、質を落とす、努力を怠るということへの心理的抵抗だ。しかし、あるところで圧倒的に勝つのであれば、求めていない所で負けることを覚悟しなければならない。 →全ての人を喜ばせることが、私たちの仕事では「ない」 【誰かがコストを負担する】 利益の計算を忘れず、片思い型奉仕は辞める。何からコストを下げれば良いか?一番カネがかかっているところ。それが特定できないなら、まずは顧客との接点を減らす。 ※顧客の反発を買うケースは、アンフェアではないと感じるとき。どのような「暗黙の約束」のもとで、顧客がその企業を利用しているかどうか考える。 →肝心なことは「不公平感」を与えないこと。その上で、「これまでやってたから」などカチッ・サーとやっている作業にメスを入れる。そのためには、真実の瞬間を洗い出すことから始めるべきである。 【悪いのはスタッフか?】 平均レベルのスタッフが卓越したサービスを提供できるようにする仕組みが必要。多くの企業はスーパーヒーローを雇っているつもりで職務設計をしているが、実際に働いているのは生身の人間。 問題の原因は不適切な人たちの行動ではなく、好ましい人たちの不適切な行動。卓越したサービス=設計×文化、が肝。 →生身のスタッフが集団皿回し状態にならない仕組みを作ることが大切。 【サービス業における顧客とは?】 サービスのコストを引き上げ、質を引き下げる。この現象はどの企業にもあり、事前告知もなく、おまけに顧客は自分たちの行動に後悔や罪悪感はない。顧客とは「無給で、不慣れで、やる気のないスタッフ」だ。 →規律を守らない顧客は、罰を与えるのではなく、規範型アプローチを考える。つまり、恥の意識や罪悪感、プライド、他社への迷惑、に働きかける。続きを読む
投稿日:2015.05.14
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