【感想】全面改訂 超簡単 お金の運用術

山崎元 / 朝日新聞出版
(74件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
19
28
18
2
1
  • 具体例があって読みやすい

    資産運用の仕方や銘柄まで具体的に書かれていてすごくよかったです。
    私はコツコツと資産運用をしたいとおもってるので、いくつか参考にして実践してみたいと
    思います。

    投稿日:2015.01.05

  • 要点は1ページで理由は明解。あとは心の問題

    試し読みでも要点が読めてしまいます。
    本書には理由がわかりやすく説明されています。
    NISA口座・確定拠出年金についてもアドバイスがあります。

    また、著者は楽天証券でコラムを無料公開しているので、
    より理解を深めたり、時事的な内容を補足したい方にオススメです。


    私はこの本を読んで早速実践しましたが、基準価格が下がると不安になり、
    夜中までネットで何か安心材料を見つけようとして寝不足が続いています。
    長期投資の初期段階は弱気との戦いというか、心の問題のような気がします。
    老後の資産形成に向けて、心も鍛えようと思っています。
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    投稿日:2015.01.31

ブクログレビュー

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  • あ〜る

    あ〜る

    10年以上前の本なのでNISAの制度や紹介されている投資商品などは最新のものを読む必要があるが、著者の基本的なスタンスは一貫していると感じているので、お金の教科書として今後も頭に入れておきたいと思う。
    山崎さんの辛辣なようで、でも誠実で説得力のある語り口は読んでいて気持ちが良いなと改めて感じた一冊。

    [覚えておきたい事]

    ☆無難なお金の運用法
    ・生活費3ヶ月程度は普通預金に。
    ・残りはリスク運用マネーと無リスク運用マネーに。リスク運用マネーは無リスク運用マネーより平均すると5%利回りが高いが、最悪1年で3分の1失われる可能性があると考えて金額を割り当てる。
    ・無リスク運用マネーは個人向け国債(変動金利10年満期タイプ)でもつ。銀行預金でも良いが外貨預金はダメ。
    ・大きな支出の必要が生じたら躊躇なく部分解約する。
    ・NISAや確定拠出年金を最大限利用する。

    ☆個人向け国債(変動10年型)の長所は、銀行預金より信用リスクが低い事と、国債暴落(=長期金利の急上昇)に強い事。

    ☆自分の買値にこだわらず、その時の価格だけに基づいて売却の可否を決定する。たまたまの結果を「残念に思う」のは仕方ないが「後悔する」のは無意味。

    ☆運用の前に稼ぎが1番大切。次に節約と貯蓄の習慣。生命保険、医療保険は不要。借金しない。

    ☆真のプロは本当に儲かる話を他人に教えない。

    ☆外国為替市場やアクティブファンドは遊びと割り切って行うべきもの。

    ☆一般的に若い人は金融資産の中で大きな比率でリスクをとっていいと言われる理由は、「長期投資だとリスクが縮小するから」ではなく「人的資本を考えると、資産運用で取るリスクが相対的に小さいから」。高齢者は人的資本の価値は落ちるがライアビリティ(将来必要な支払い義務の大きさ)は小さいのでその分リスクを取れる。

    ☆株価と為替レートと長期金利を毎日見る癖をつけよう。まずはPERを理解しよう。決算発表は、予想と予想を比べよう。

    ☆ギャンブルでは儲からないが、真剣に頭を使う事と、世の中には思い通りにならないことがあると実感を伴って学ぶことが出来るという利点がある。

    ☆お金で避けられる不幸やお金で拡大できる自由は多々あるが、お金だけで幸せになれるわけではない。勝っても負けても「たかだかお金の話」。



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    投稿日:2024.03.05

  • mach-read

    mach-read

    このレビューはネタバレを含みます

    ×ドル預金しない
    ×余分な保険に入らない
    ×ローンは返済
    ⚪︎NISA、iDeCo始める

    もっと早くお金に興味を持てばよかった。マイナスをこれからどう巻き返すのか。これを機に保険への理解深まった。しまったなー…。
    資産の乏しい庶民はカツカツの中で運用方法を模索するしかない。

    10年前に書かれたものなので、近々筆者の最新版を手に取ろうと思う。

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    投稿日:2023.12.04

  • takuma510

    takuma510

    資産運用が専門ではない多くの人になるべく時間をかけずにだいたいそこそこの運用益(やらないよりはかなりの高確率で)を得るにはどうすれば良いかの実践を解説。

    それぞれの運用手段にてどれほどリスクがあるか,自分の資産の中でどれだけリスクをとって良いかをちゃんと把握・考えた上でリスクありとしてのインデックス(国内・国外それぞれ)とリスクが限りなく低い債権・MRFにという感じ。

    最初に結論をバーンと書いた上でその理由や補足・著者の視点でのNISAと確定拠出年金の取り扱い含めた投資への考え方等とても参考になった。
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    投稿日:2021.01.10

  • 本の戌

    本の戌

    著者は、なかなか肝が据わっているのではないでしょうか。物言いがはっきりしていて気持ちがいい。
    そして、誠実な人なのだろうと感じる。

    私自身、そこそこの年齢になり、手元にすこし余裕ができてきたことも手伝って投資でもと。甘かったようです。
    危うく何も分からぬまま失うところでした。
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    投稿日:2020.08.01

  • montreal7

    montreal7

    序章に書いてあるとおり、明確にこうすればいいと言いきっている形で、お金の運用初心者にとってわかりやすい内容になっている。

    また、具体的な銘柄も指定していることで、何も考えず自分の運用を開始できるように感じた。
    NISA・確定拠出年金・生命保険・退職金運用・ギャンブルとの付き合い方など、深く記載していない点もあるが幅広くカバーされている。

    初心者向けの良書。
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    投稿日:2020.07.08

  • hitomi22

    hitomi22

    超簡単!と名は売っているものの、内容はやや中級者向け。


    簡単に言うと、

    ①当面生活に必要なお金(3ヶ月くらい)を銀行の普通預金に置く。

    ②残ったお金を「リスク運用マネー」と元本割れを想定せずに済む「無リスクマネー」に分割。
    前者は後者よりも平均で5%くらい利回りが高いが、最悪の場合、1年で3分の1失われる可能性があると考えて、好きな金額もしくは残り金額を当てる。

    ③リスク運用マネーは、TOPIX連動型上場投資信託(コード番号1306、野村アセットマネジメントが設定・運用)とSMTグローバル株式インデックス・オープン(三井住友トラスト・アセットマネジメントが設定・運用)に半分ずつ投資
    ※ネット証券がおすめ

    ④無リスク運用マネーは個人向け国債(10年満期タイプ)またはMRF(マネー・リザーブ・ファンド)で持つ。或いは1人一行100万未満なら銀行預金で運用してもいい(但し外貨預金はだめ)

    ⑤大きな支出の必要が生じたら、「リスク運用マネー」或いは「無リスク運用マネー」のいずれかを躊躇なく部分解約してこれに充てる。

    ⑥NISA及びiDeCoを最大限に利用する。
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    投稿日:2019.08.27

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