【感想】警察の裏側

小川泰平 / 文庫ぎんが堂
(1件のレビュー)

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  • koyomi

    koyomi

     元警察官(窃盗犯罪専門捜査官:通称ドロ刑)による、
    警察組織や犯罪取締りについて語られている本。
     警察組織や人事については、同類のあまたの書籍で
    書かれていることと大差ない。特筆は、刑事警察と
    安警察は意外と人事交流があると記されていること。
     違和感を感じたのは、警察官は薄給の割りに危険や
    報われない仕事が多い。だから裏金を作って、それを
    慰労費等に使っうくらいいだろうという理屈。
     薄給という割には、著書の中で、著者が警察官当時
    年収900万以上あったことをあかしている。
     また、犯罪を取り締まるためには、取り締まる側も
    グレーゾーンに踏み込まなければならないこともある
    と著している点が、違和感を感じた。
     ニーチェの「怪物と闘う者は、その過程で自らが
    怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗く
    ならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。 」
    という言葉を思い返した。
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    投稿日:2015.01.23

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