【感想】少年魔法士(14)

なるしまゆり / ウィングス
(14件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • めてお

    めてお

    このレビューはネタバレを含みます

     やっと続きが読めたよ〜〜、なんて思ってたらレヴィが死んじゃったよぅ。結構レヴィ好きだったのに。ああ、でも話は面白かったので星5つ。良い死に方はしないと思ってたけど、カルノと融合とは思わなかったっす。レヴィは消え方もなんか切なくてね。若い後輩を最後まで気にかけちゃってさー。

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    投稿日:2011.12.18

  • book4646

    book4646

    アークとカルノの対決・・・なんだろうがアークとレヴィとナギの三角関係の痴話喧嘩。が、周りはそうは見ないだろう。というあたりこれからカルノの人生を更に過酷にしていくのだろうと思うと辛い。レヴィの人生も過酷だけど、ある種の清々しさがあるのが救いか。イブキはこの騒動の中心に居るべき人物なのに読者と共に置いてけぼり感が漂ってます。ローゼリットとイブキにしか心を開いていないように思えたカルノがユーハやハイマンには好意を持っているようで良かった・・・とも言えないから辛い。どう転んでもカルノは辛いわー。続きを読む

    投稿日:2011.10.30

  • sachihiko

    sachihiko

    このレビューはネタバレを含みます

    【読書記録】

    少年魔法士14 なるしまゆり 新書館

    「エーテルに心はない」から続く下りに一番泣いてしまいました。
    「エーテルであろうと 自然の何であろうと どんな現象であろうと」
    「人の心なんて持ち合わせていないの」
    「人が心をぶつけて意味があるのは 人の心だけ」
    「あなたは世界の中の一人 大きなものの中の個の一つ」
    「他の何も あなたたった一人の怒りなど 何も関わりなく回り続けている」
    「私達は心とは無縁のものに囲まれて生きているの」

    何故でしょうね。
    関わりが無いと言われているのに、むしろ非常につよく繋がりを感じさせられました。

    「私達の想いなど関わりのないものに包まれているから 私達のような未熟な生き物は生きていけるのではないかしら」
    その後に続くこの一文は、読んだ当初は同意できなかったのですが、日が経ち、考えを反芻するにつれ、「あ、なるしまさんはこういう事、こういう感じのことを表現したかったのかな」とちょっとわかるようになりました。
    こういう、後々考えて咀嚼して味がでる物語が好きです。
    まだ同意できないですけどね。それでも、そいういう風に考えても良いかな、と自分の世界が広がるのが楽しい。

    章が進むのは嬉しいけれど、終わりに向かっているというのが非常にもったいなく感じるのが『少年魔法士』です。


    レヴィさんが、まさかそんな、フラグ立ってましたが……。まさかそんな。まじでサロメってしまわれるなんて。

    でもなんか、あんな風に笑えるなら、いいかな、と思ってしまいます。
    カルノ坊ちゃんが大変そうですが。
    勇吹のいうように、いつかナギさんの答えを聞きたいです。

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    投稿日:2011.10.13

  • bamb

    bamb

    待ってましたの久し振りの新刊。
    なのに目を覆いたくなる展開。いや、だからこそ気になる展開な訳で。
    続刊が9月に出るらしいので、続きが早く読みたいです!

    投稿日:2011.09.12

  • mkosy

    mkosy

    このレビューはネタバレを含みます

    待たされすぎて今までの話しの流れのポイントを幾つか忘れていた。
    でも出てうれしい!
    サロメの話が出た頃から覚悟はしていたけど、
    レヴィにショックを受けるみんなはとても真っ当に生きてるなあと思った。
    このへんの容赦のなさはさすが著者というべきか。

    ラフィトウさんの、上から目線のことも言うけど同時に謙虚っていう、
    若者に対する姿勢が印象深かった。
    ラフィトゥさんも若いんですが。
    人間以外のものは善悪に左右されないってたしかにその通りだよな~。

    必要以上に感情を振り回さないで生きていきたい。

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    投稿日:2011.09.03

  • skyufo

    skyufo

    ああ…ついにきてしまったか14巻。
    とても待った。読みたかった。けど読みたくなかった。

    何が起こるかも知っていたし、カバー裏から何から何までネタバレしてたけど
    やっぱり涙が出た。

    どうして、こんなにもこんなにも悲しいのに

    あったかいんだろう・・・

    大きくて、強くて優しくて、誰よりも守りたいという愛情に満ち溢れた
    きっと彼自身が揺るぎない盾だからだろう。

    どうかあの子を、守って下さい……。

    …しかしほんと、なるしまっちの放つ衝撃は半端ない。
    その言葉のひとつひとつ
    思考の断片に至るまで、心に深く沈む重みを持っている。
    魂に混ざり込むような、余韻を持っている。

    彼女のとらえる世界と人間が
    とてもすきだ。
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    投稿日:2011.08.19

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