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池内紀 / 中公新書 (17件のレビュー)
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nekotuna
面白い。グルメ探訪記でもウンチク本でもない、居酒屋での酒と食べ物、店主と客が織りなす風景を描いた本。 居酒屋好きなら、我が身を振り返ってクスリと笑ってしまうだろう。好著。 (特に常連3箇条!気をつけね…ばw)続きを読む
投稿日:2018.10.14
hito-koto
私は、スナックであれ、居酒屋であれ、気に入った店があると通い続けるタイプでしたw。一方で、仕事柄、いろんなところを訪れる機会があったので、立ち寄った酒場のマッチやライターが沢山残っています。眺めると当…時の店の雰囲気や自分の姿が思い出されます(^-^) 池内紀さんの「今夜もひとり居酒屋」(2011.6)、楽しく読了しました。ドイツ文学者らしいといいますかw、几帳面に観察され、論理的に分析されてると思います(^-^) 行きつけの店、食べる愉しみ、呑む喜び、千客万来、そろそろ看板 の5つの章立てです。続きを読む
投稿日:2018.01.14
亮
こんなタイトルで、一冊の本を出版するなんて、池波正太郎か。 とは言え、読み進めるごとに、頷かざるをえないな、こりゃ。 女性が懇意にするネイルサロンや美容院、果てはメゾンがあるように、酒呑みにも行き…つけの店があるもんで。 たまには、違う店にも入り、あれが良いだの悪いだの。 店も変われば、客層、料理、色んなものが変わるわけで。 ああ、酒場って良いですね。 最近のハマってるアテは、潤目鰯と銀杏です。 本書は居酒屋、割烹、小料理屋に特化されており、バー、パブなどには触れられておらず。今でこそのバルは、昔はスタンドって呼んでたんだなんて、いかにも赤提灯で横隣になったオヤジが言いそうなことも書かれていて、話の種にはなりそうな節が多々。続きを読む
投稿日:2017.03.02
harahiro007
図書館で借りてて、返却日前に飛ばし読みで。 割烹と小料理屋の違い等が面白かった。 他は飛ばしすぎて、あんまり残ってない。
投稿日:2016.10.23
wasabi
東海林さんの丸かじりシリーズのエッセイをいくぶん学術的にして新書にまとめればこうなる。日本の居酒屋文化を、店のしつらえ、店主、客、酒、肴それぞれに着目し、適切な分析により愉快に考察する。確かに、こだわ…りを強く持ち、料理も店構えもきっちり仕上げた店があれば、工夫もやる気も欠落した店主が惰性でやっている店もある。当然前者が流行って、後者は閑古鳥かと思いきや、必ずしもそうでもないのが居酒屋の不思議。なるほどそうだ。居酒屋とは読んで字の如く、心休まる我が居場所となる酒屋でなきゃならない。家庭と職場に次ぐサードプレイスだ。続きを読む
投稿日:2016.08.10
y_doka
ほんとに僕の親くらいの世代が営んでいる「飲み」の生態だなあという印象。 こういった飲み方を自分はやりたいとは思わないが、ある年代以上の人にとっては楽しくて仕方がないのはわかる。そういった意味で興味深い…。 あとときおり出てくる分類が微妙。続きを読む
投稿日:2016.03.13
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