新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
折原一 / 文春文庫 (10件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
かみりこ
最後の最後まで…え?どういう事?の連続なのに、その都度の状況は分かりやすい。それぞれの場面が分かりやすいがために、え?え? それが堪らなく面白かった。 ラストの種明かし?は想像を越えてきた。 やっぱ…り折原一さんはクセになります。 天井男の言い方もなんか良かった。続きを読む
投稿日:2022.06.23
Aに椅子
屋根裏部屋の散歩者を彷彿とさせるタイトルな上に倒錯と来たら、もう買うしかないのですよね!!1 老女が大家さんの古いアパートに暴力旦那から逃げてきた女性が入居。 2階に住む女性と1階に暮らす老女の視…点+天井男の視点で物語は進むのです 1階の老女の部屋の天井に住む謎の男。 つまり2階に住む女性の床下での生活。 市から派遣され、アパートを訪れる男性と、老女と女性。その3人の関わり。そして追ってくる暴力旦那。 登場人物は概ね5人なのですが、ストーリーはなかなか整理しづらい展開へ おや……? あれ? あれれ……? と読んでて段々と首をひねりたくなるのですよね 齟齬は分かるのです 違ってきてる、ズレてきてるのは分かるのですが、どこからどこへ繋がっているのかが分からなくなってしまうのです ちゃんと最後は繋がりが見えるのですけど、読み終わったところで全てがスッキリする分けではなく 想像して補う部分や、解説サイトを覗きながら読了を楽しむ感じなのでした。 なかなかスッキリ行かなくて不思議な気持ちになるのは、やっぱり折原。唸るのですよ。続きを読む
投稿日:2016.12.16
奈奈
最後まで読んでもよくわからない箇所があったけど、読み返したくない。 延々、生ゴミと腐乱死体の臭いの話が繰り返されて、読んでて気が滅入る。 登場人物も全員気色悪い。 作品への関心を保てず、だから結末も(…ああそう……)ぐらいにしか思えず。 その辺は好みの問題なので、叙述ミステリとしては良くできているんだと思う。 雰囲気がハマるなら読んで損無しかな。続きを読む
投稿日:2014.04.11
showheifutagami
最近の本らしいけど文の雰囲気がものすごい昭和チックなかんじがします。メールって言葉に違和感おぼえるぐらい。 ちょっと最後ごちゃごちゃしすぎたかな・・・。 自分の読解力のなさのせいだろうけど。 ラスト5…0ページは一文一文注意深く読んでいかないと混乱すると思います。続きを読む
投稿日:2012.03.19
xmayumix
東十条の古い木造住宅を舞台にした叙述ミステリー。 天井ってあるので「幸福荘」っぽいんだけど、たしかに、ぽい、んだけど、今回は普通の2世帯住宅ってところがポイントなのである。 大家で1階に住む…変り者の老女。そして、2階に住むワケありの女。 二人を中心に、それぞれを訪問する都の職員や友人が、物語をフクザツにしていく。 もう、折原一なので、どんでん返しがあるんでしょ。時間軸も、実は曖昧なんでしょ、とかまえて読んでるんだけど、うまいことやられてしまうのである。 にしても<家>って怖いね。 まぁ、家が自分の戻る場所であり、居場所であり、起源でもあるという要因が、この悲劇的なドタバタを産んだのだろうなと思う。 うん、結局のところ<家>は、人の存在理由の起因となるものなのかもしれない。 というのを、ほんのり考えさせられたのであった。 続きを読む
投稿日:2011.10.13
anton55
「倒錯」シリーズの姉妹編。東十条というところはたいへんなところですね。天井男という発想が秀逸。『螺旋館の奇想』も同じシリーズ。おもしろい。
投稿日:2011.07.26
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。