【感想】和本入門

橋口侯之介 / 平凡社ライブラリー
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 1105toko

    1105toko

    和本にかかわるようになって、最初に読んだ一冊です。
    老舗の古書店の旦那さんだけあって、経験者ならではのお話がいっぱい。
    和本の基本的なことを知るのに、すごくためになりました。最後の「電子レンジ」で虫退治、やってみたいようなこわいような…
    続編もおすすめです。
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    投稿日:2010.11.13

  • やま

    やま

    いやしくも何かしらの形で本に携わる人間ならば、私達日本人がかつてどのように書物と関わってきたのかを知っておく必要があるだろう。そうした日本の伝統的な書物について、豊富なエピソードと共に歴史や概要、作法を平易に教えてくれるのが本書である。著者は書誌学を専攻する学者ではなく、実際に和本を取り扱う古書店の店主である。本への愛情が行間に滲み出ており、それがまた心地よい。写本は勿論だが、仮令版本であっても、それは洋書と異なり世界に唯だその一冊しかない。刷りの具合、書き入れ、どのような人の手で保存されて来たのか、数百年を経る和本はその一冊だけの個別情報が詰まっているからだ。近世の版本中心になるのは仕方ないとしても、非常に愉しく読める一冊。

    続編も出てます。
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    投稿日:2010.05.25

  • やませ

    やませ

    いやしくも何かしらの形で本に携わる人間ならば、私達日本人がかつてどのように書物と関わってきたのかを知っておく必要があるだろう。そうした日本の伝統的な書物について、豊富なエピソードと共に歴史や概要、作法を平易に教えてくれるのが本書である。著者は書誌学を専攻する学者ではなく、実際に和本を取り扱う古書店の店主である。本への愛情が行間に滲み出ており、それがまた心地よい。写本は勿論だが、仮令版本であっても、それは洋書と異なり世界に唯だその一冊しかない。刷りの具合、書き入れ、どのような人の手で保存されて来たのか、数百年を経る和本はその一冊だけの個別情報が詰まっているからだ。近世の版本中心になるのは仕方ないとしても、非常に愉しく読める一冊。続きを読む

    投稿日:2007.08.07

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