星界の紋章 1―帝国の王女―

森岡浩之 / ハヤカワ文庫JA
(38件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
17
13
8
0
0
  • アニメも原作も好きです\(^A^)/

    星界の紋章紙媒体でも所有してました。
    電子化されたので改めて購入しました。
    書籍としては1996年に発行された作品です。
    征服された星の指導者の息子が、その征服した種族の貴族として生きていかなくてはならなくなってしまった話になります。
    星の指導者の息子と言っても、民主主義の星で選挙で選ばれただけの市民がいきなり貴族の仲間入り。
    普通ならば、同じ貴族からは蔑視されるようなものかもしれないのに、種族全体でモラルが高い(ものの考え方が合理的)ので普通に受け入れられる主人公。
    征服から7年後、17歳となり修技館に入学するために乗り込むことになった軍艦。
    そこで主人公と出会い、行動を共にすることになる皇族の義務として軍属に就いている可憐で鮮烈で苛烈でツンデレな姫。
    航行中に開戦。はじまる戦争。
    激動の中、二人はどうなってしまうのか?

    世界設定も言語体系まで作ってしまうほど緻密です。
    キャラクターやストーリーも秀逸です。
    1巻では完結しません。3巻までで一つの話として構成されていますので読み応えたっぷりです。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.16

  • ラフィールと呼ぶが良い

    うひょー。星界の紋章だ、星界の紋章が電子化されたぞー。

    ということで、第一巻です。

    時は大分未来。宇宙船を住居とする種族アーヴが、人類を征服せんとする時代の物語です。主人公はジント。普通の青年です。ヒロインはラフィール。アーヴのツンデレ王女様です。アーヴはアニメのエルフ顔の美男美女集団です。実はヒロインを扉絵のような造形にするために、作者は涙ぐましいほどの理屈をこねてます。今だと特に理由なんか必要ないんでしょうけどね。

    本シリーズは局面ではラノベなのですが、背景はかなり強烈にSFしてまして、一例を挙げると、作者はアーヴの言語体系を設定しており、発音をルビにしています。厨二ファンタジーでルビを沢山当てるラノベがありますが、元祖に近いかも知れません。しかし、著者は非常によく作り込んでいて、独特のリズムを生んでいます。例えば、王女殿下はフィア・ラルトネル、皇女はルエネー、王女はラルトネーです。しかも、単なる雰囲気づくりのアイテムで終わらず、実際に途中でこの違いがジントとラフィールの衝突と和解の小道具になっています。他の例は戦闘です。人型ロボットも超能力も登場しません。レーザーも主要武器ではありません。当たり前ですね。戦艦同士の戦いでは核融合弾とか反陽子砲、艦隊同士の戦いでは機雷(ホクサス)が重要な役割を果たします。他にも書きたい事は山ほどありますが、つまりSFファンが読んでも、ラノベファンが読んでもとにかく面白いという希有な作品ということです

    本巻は本当に顔見せで、ジントが兵役に就き、ラフィールに出合うという話です。ラフィールに会うまでは宇宙とアーヴをほとんど知らない少年であったため、読者にこの世界を説明する狂言回しの役割を果たします。

    もちろんそれだけではなくて、紋章シリーズのテーマである大戦争の始まりにも遭遇し、ラフィールと冒険を繰り広げるのです

    大好きな作品です。一巻はとにかくインパクトが大きいので星5にします
    続きを読む

    投稿日:2013.11.14

  • 宇宙戦争ものの皮を被った中世貴族物語

    宇宙戦争ものの皮を被った中世貴族物語。
    どこかで見たような設定だけど、面白いから問題無し。

    投稿日:2013.12.30

  • 懐かしい

    初めてこの本を読んだのは紙の本でした。
    主人公ジントがはじめって会ったアーブのお姫様の一言「ラフィールと呼ぶがよい!」のセリフに惹かれてしまい、
    全3巻一気読みしたことが懐かしく感じました。
    ラフィールとジントの掛け合いが絶妙で、そこがまた読みどころの一つです。

    初版は1996年、一昔前の作品?ですが、今読んでも古くない、新鮮です。
    星雲賞受賞のスペースオペラ、興味が出てきた方は是非ご一読を!
    続きを読む

    投稿日:2014.04.30

  • ボーイ・ミーツ・ガール

    あまりSFに慣れてませんが読みやすかったです。他の方のレビューにもありますが、ラノベぽいからでしょうか。話はボーイ・ミーツ・ガール。貴族っぽくないジントくんと、高貴なラフィールちゃんが頑張るお話です。


    はじめはルビの多さに「なんだこれ」でしたが、読み進むとルビが異世界に浸る演出になります。ルビの読み方を覚えなくても最後まで問題なく読めます。

    ただ、書かれた時代の流行なのか、主人公のジントの言うことが斜に構えすぎに見えますね。ラフィールは短気ではなく、お怒りごもっともと共感したくなります。そして次第にジントの発言がウザく感じてくるので、そこで☆−1です。
    続きを読む

    投稿日:2016.01.08

ブクログレビュー

"powered by"

  • yaokuma

    yaokuma

    星界語(?)のルビがやや鬱陶しいが、話自体はスペースオペラ&ボーイミーツガールで惹き込まれる。数奇な運命で貴族になってしまった主人公も面白い。

    投稿日:2018.09.06

  • おにけん

    おにけん

    このレビューはネタバレを含みます

    アニメの商材を扱っていたときに気になっていたタイトル。アニメも未鑑賞。図書館でふと本を見つけて読んでみようと思ったのが動機。1巻目はふとしたきっかけで貴族となったジントと帝国の王女でありながら、兵士として軍艦に乗っていたラフィールとの出会いが主な話の筋。SF小説らしく、ルビの入った単語は始め非常に読みずらいが、慣れてくると読みやすくなった。脱出中に立ち寄った貴族の館(惑星)で思わぬ足止めをくらったジント達。どう惑星から脱出するのか?。続きも読んでいきたいと思う。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2017.09.21

  • suennu

    suennu

    宇宙活動に適用するように遺伝子改良して創られた一族、アーヴの皇族である少女ラフィールと、未開惑星からいきなり貴族に取り上げられた少年ジントが宇宙を翔るお話。

    同じくらい面白い小説にも今まで出会ってきているけど、僕の人生における原点(元凶?)となっている作品です。続きを読む

    投稿日:2015.02.21

  • joe64jp

    joe64jp

    SFを探して本屋にいって、このシリーズがまとめて並んでいたので購入した。アーブ語のルビが邪魔に感じられたが、ストーリーは展開が早くておもしろかった。

    投稿日:2014.05.16

  • 猫舌菜雲

    猫舌菜雲

    このレビューはネタバレを含みます

    ハードなタイプのSFに属すると思うけど、非常に読みやすい。世界観は重厚だし、一つ一つの役職や用語にこだわり……つか、マニアックな趣味があふれ出していて、独特な世界観にまったりと浸ることが出来る。
    なーんてことは、ほとんどどうでも良くて、ツンデレ美少女エルフのラフィールが可愛い。護ってあげたい。などという可愛さではなく、護ってもらいたい。お願い、助けてください。ハアハア。みたいな変態的なことを書いていると、ファンにぶん殴られそうだけど、それくらいに魅力があるキャラクターに思える。
    勿論、主人公であるジント君も現時点ではお荷物以外の何者でもないが、運命に翻弄されながらも必死に頑張っている。その健気な姿勢にとても好感がある。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.03.29

  • 小梅

    小梅

    SFが苦手な私でも読めた作品。
    世界観や言語は、読んでいくうちに自然と頭に入っていくので大丈夫…どちらかというと、シリーズものなのでその知識を持続させておく方が難題です(笑)

    私的には、ジントとラフィールの掛け合いが魅力の一つでもあるのですが、紋章から戦旗になるにつれて少し魅力が色褪せてしまっているような気もします。

    読み始めたきっかけは、アニメ化の番宣だったのですがアニメは一話も観ることなく終わってしまいました。
    時間があって、何かどっぷり違う世界につかりたい気分の時に読むとよいかもしれません。
    ただ、中学?高校?時代に読んでいた作品なので大人になってどんな感想を持つのか…少し不安でもある作品です。

    個人的には、『紋章』シリーズの方が好きでした。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.26

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。