【感想】ヴェイスの盲点

野尻抱介 / ハヤカワ文庫JA
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
2
5
4
0
1
  • 楽しいスペースオペラの時間です

    宇宙船と有能なパイロット,悪役との対決と,SFの王道的な作品。でも,あまり「戦い」に重点が置かれていないので,気持ちよく読んでいけます。
    また,野尻抱介さんのデビュー作ながら,野尻さんらしい科学的な描写が楽しめます。
    SFだってサイエンス「フィクション」なんだから,科学的・工学的じゃないところがあってもいいじゃないというのもわかるのですが,やっぱり,宇宙空間で手足のついた人型ロボットで戦闘したり,大気中のように宇宙戦闘機が飛んだりというのはちょっと心の中で引っかかってしまう。
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    投稿日:2014.05.14

  • 古いワリには

    もとは20年以上前に出たんだっけ?
    だから古臭いかなぁと思って・・・実際に読み始めはモッさい感じだなぁと思ったんだけど。
    ストーリーがだんだん展開して、宇宙船を必死に操作して機雷原の中の星へと向かうところなんか実に手に汗握る熱さ。
    そして零細輸送業のミリガン運送が大企業の闇に噛み付く。
    じつに盛り上がった。続巻もどんどん読みたいと思うくらいに満足感があった
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    投稿日:2016.02.27

ブクログレビュー

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  • bukuroguidkodama

    bukuroguidkodama

    全巻再読
    各巻ごとで1話の全7巻
    宇宙舞台の運送屋三人組冒険小説
    各話ごと宇宙を舞台にしている意味がきちんとある
    SF小説としての上質さはもちろん
    ライトノベルな『ロケットガール』に対して
    ジュブナイルふう寄りな主人公たちの描きかたが
    全体の構成上とても活きている作品
    安全ではないが明朗健全元気な様子が改めて素晴らしい名作
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    投稿日:2018.10.26

  • いなえしむろ

    いなえしむろ

     続いて同じ作者を試す。初期の作品で「クレギオン・シリーズ」と呼ばれるらしい。登場人物は極小で、おっさんと美人おねぇさんと美少女トリオのスペースドラマらしい。

     全編を3分で見切って、今後はこのシリーズは読まないことに決めた。落差が大きすぎる。続きを読む

    投稿日:2011.09.03

  • まろまろ

    まろまろ

    運送会社が主役という、なんともユニークなスペオペ。キャラクターが魅力的で読んでいて楽しいです。ぜひとも続編を読みたいなあ

    投稿日:2011.08.13

  • Ryo Igarashi

    Ryo Igarashi

    SFといっても「スペースファンタジー」のほうは本来あまり好みではないのですが、
    クレギオンシリーズだけは例外!!
    キャラクターの魅力、文章力、シナリオの練度、すべて安定していて、個人的には文句の付け所ナシ。
    実際に近い将来こんな世界が待っているような錯覚さえ感じます。
    続きを読む

    投稿日:2009.08.26

  • tel

    tel

    派手なドンパチは無いが、くいっと展開の変形スペースオペラと読んだ。2/3の量で中篇に仕立てたら、さらにすっきりでは。シリーズ次作を読みたくはなった。SFガジェットを使いつつ、アイディアよりストーリーで読ませるベクトルを感じた。続きを読む

    投稿日:2007.12.18

  • みに

    みに

    amazonで野尻 抱介さんの他本が人気だったようなのできになって。まずは初期作品をと。夢中になってよむというかんじではなかったですが、読みやすかったです。

    投稿日:2007.08.22

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