【感想】お母さんの「発見」 モンテッソーリ教育で学ぶ子どもの見方・たすけ方

相良敦子 / 文春文庫
(6件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • June_hara

    June_hara

    自由に遊ばせることではなくて、やりたいお仕事を、上手くできるやり方を提示した上で取り組むことを援助することがモンテッソーリ教育。提示してそれを子供が受け入れる過程で、保育者の内面に入り込んで、共感することを体感するというのが深い。続きを読む

    投稿日:2020.07.05

  • masaki

    masaki

    これを読んでいて、親が子供に口出し手出しばかりしてしまう状態は
    相似な関係性として企業や、組織の中で行われているのでは?

    そうすることで個人の創造性の成長を潰してしまっているのでは?
    と考えがよぎった。

    これをやって、こうしなさい!
    なんでこんなこともできないの!
    ダメじゃない!

    これはこうするの!いいわね!

    そうしたら、いたずらに
    あれをやってみよう、これをやってみよう
    こうしたら喜んでもらえるかも、試してみよう!
    なんて考えが生まれてこなくなってしまう。

    これこそが、問題解決型に傾いた教育システムにも起きている。
    どうせ学校では教科書があって、問題があってそれが上手く解けるのがいい子。
    だから、このやり方で間違ってない。
    そう思考停止するのも間違っていない。

    ただ、問題を解決したその先に問題を提起できるだけの創造性はなくなってしまう。

    -----

    自分でこうするのがいいと思っていること自体が、理にかなっていない可能性がある。
    当たり前すぎて信じきっている振る舞いがおかしい可能性がある。
    自然な人と人との関係性に負荷になっている可能性すらある。
    続きを読む

    投稿日:2019.10.12

  • Kyokodidi

    Kyokodidi

    ・モンテッソーリのサイクルは「自由に選ぶ」→「繰り返す」→「集中する」→「達成感をもって自分でやめる」・
    ・子どもを助けるには、子どもが今現在関心を持っていることに思う存分取り組めるよう大人は環境を整え、やり方を提示すること。
    ・1歳~:自分で選ばせること、子どもが自分でやりたがる気持ちを尊重し、手を貸したくなる衝動を抑えること。
    ・3歳~6歳:それぞれの子供の「敏感期」を察し、環境を整えて満足するまでやらせること。
    続きを読む

    投稿日:2016.07.22

  • 文藝春秋公式

    文藝春秋公式

    【子どもの「やりたい!」を邪魔していませんか?】普遍的なモンテッソーリ教育の好著が、十三年ぶりに加筆され登場です。その後の子どもたちは? お母さんが変われば子どもも変わる。

    投稿日:2014.09.09

  • naokosp

    naokosp

    モンテッソーリ教育として、
    どんな仕事を子どもにさせたらいいか
    めっけもんをさがしたけど、
    ちょうちょ結びと、豆の分類、
    はさみで曲線を切る、縫い刺し…ってとこかな。今回は。
    その時の敏感期を見極めるのって難しそうだ。続きを読む

    投稿日:2013.08.28

  • kayohiko

    kayohiko

    モンテッソーリ教育という名前は耳にしたことがありましたが、どんなものかと夏休みの乱読の一環で手にした本。
    主な内容はモンテッソーリ教育の実践者による体験レポートの紹介およびその教育方法の概要について。
    参考になりました。
    子どものやりたいことを察する」「具体的にやり方を提示する」「できるまで待つ」というやり方は、さっそく取り入れることができそうです。待つことができるかは、自分次第・・。
    続きを読む

    投稿日:2013.08.18

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