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加藤廣 / 文春文庫 (11件のレビュー)
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総合評価:
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Madder
3話とも全部面白かったです✨タイトルの安土城の幽霊は、まさかの忍びの術…1話目で秀吉も意外な技を披露していましたし、3話目の天下壷なんて…ですし、ファンタジーがパラパラとありましたが、それ含めて◎でし…た。そして改めて、戦国時代(の話)は面白い続きを読む
投稿日:2024.02.01
LUCKY
このレビューはネタバレを含みます
「信長の棺」異聞録というタイトルの通り、筆者の以前の著書の外伝的物語集(三本立て)である。 「藤吉郎放浪記」は秀吉が天下人となるために、信長に仕官する顛末記。 「安土城の幽霊」は信長が安土城の幽霊のために眠れなくなった話。 「つくもなす物語」は足利義満の時代から受け継がれる茶器の話。この壺を所有する者は天下を取れるほどの運に恵まれるが、同時にその運は悪運をも引き寄せる。
投稿日:2021.09.07
yappinkun
戦国時代、秀吉、信長、家康にかかわる3編の短編集、正に異聞録。小説の醍醐味でもある。 藤吉郎放浪記は、豊臣秀吉の出自を巡り、本当はどうなのか知る由もないが、山の民として、人生を切り開くのは、面白く、よ…くわかる。 つくもなす物語は、天下壺として、天下人を渡り歩き、現在は、東京世田谷の美術館に、天下人の手を離れ、ひっそりと収まっているのが面白い。 安土城の幽霊。信康の死については、異論もあるが、信長については、数多くの幽霊に取り憑かれたのは、本当なのかなと思ってしまいます。続きを読む
投稿日:2018.12.18
たにぐち
秀吉の若い頃の話など短編集。秀吉は身分が低いところから天下人へと上り詰めたのは有名だが、それってやはりすごいなと感心した。今の政治家だってなかなか貧乏人の子は総理大臣にはなれないものだし。そう考えると…すごい。続きを読む
投稿日:2017.10.14
miyous
3つの題材からなる話 テンポがよく半日で読み終わり 2017.05.13読了 3年後の5月27日に再読。 忘れていた事が多々あり再読によってまた新たに記憶の構築ができた。 また忘れてしまうん…だろうけど。続きを読む
投稿日:2017.05.13
せるげい
平手政秀の諌死の真相に関する著者の解釈は、 驚くとともに、さもありなん、と思わせるだけのものであった。
投稿日:2016.07.18
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