新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
ローレンス・ブロック, 田口俊樹 / ハヤカワ・ミステリ文庫 (9件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
マタン
このレビューはネタバレを含みます
静か、ひたすら静か。 それがたとい、酔っ払いで途中 元刑事の勘で犯罪者予備軍(?)を殴ったとしても。 まるで遠めで、 セピアの風景を眺めているかのよう。 現実なはずなのに、夢のごとく。 酔いどれ探偵スカダーが挑むことになった 9年前のアイスピック連続殺人で 一例だけ異なったケース。 特徴として、このケースだけは 両目を貫かれていなかったのです。 そしてこの女性には、 ある事実も判明していますが… 真相は意外な盲点を ついている犯罪です。 私たち日本人ではわからないことでしょう。 あ、元の国でもローカルだから無理か。 犯行理由はあまり深く 考えないほうがいいですね。 なんだろう、狂気が招いた 悲劇なんだと思います。 うん、静かに始まり、静かに終わったね。
投稿日:2017.03.07
kumapooooo
これはあれだ、地道にこつこつやってればいつか必ず道は開けるって話だ。いやー、地道にやって報われるってのは自分みたいな人間には、うんうん、いい話ダナーってなるけども。後は酒か。酒を飲んで地道にやってたら…良いよねって話か。そして女か。でもってチンピラをワンパンできるくらいのワンパクさか。ってこのあたりでちょっとハードルあがるなー。やっぱ地道なだけじゃだめって事か。続きを読む
投稿日:2015.11.18
masamzo
アル中私立探偵マットスカダーシリーズ第4作。彼の人となりに慣れてきた上に、今回のストーリー展開は今までで一番良くできていて、ナイトキャップしながらチビチビ読むのに最高でした。
投稿日:2015.01.10
pyonko
マットスカダー四作目。 所々で味のあるフレーズが出てくる。 そのうち原文で読んでみたい。 毎回最後犯人が素直に自首なり自殺するのが、 ちょっと納得いかないけれど。
投稿日:2014.05.01
fattycatlover
主人公のことを好きになれないのに、 筋立てがかなり強引なのに、 きらりきらりと暗闇に光るナイフのように 心につきささる言葉がそこここにちりばめられていて、 読まずにはいられない。
投稿日:2013.02.05
MMC
至高の私立探偵小説マット・スカダー・シリーズ第4作。 どんどん作品の質が向上しているような気がします。 まず、九年前の迷宮入り事件を追いかけるというストーリーが面白いです。まず普通に考えて、そ…んな昔の事件を掘り返すのは困難を極めるでしょう。ほぼ不可能といっても良いはず。(また、『頑張って』警官時代の頃を思い出すスカダー、思ったより貴重なことだと思いました。)どうやって調査を進めるか、そこに注目して読んでみました。 本書の依頼人も腹に一物持っていて、なかなかスカダーの思ったとおりに事を運ばせてくれません。(一概に非難できないところが、ブロックさんのうまい人物描写なんだろうな……) そもそも今回の依頼の発端になったのは、かつての連続殺人魔が今になって逮捕されたから、という展開です。それなのに、依頼人の娘が殺された事件だけ、「俺、そいつは殺してねえ。アリバイもある」と否定したのです。この奇妙な展開が、その事件への興味を一層引き立てます。 一体彼女は誰に殺されたのか? 暗闇のなかの手探り状態でスカダーは調査を始めるのですが……。 本書の見所は他にもあります。彫刻家の女性であるジャンとの絡みです。本作以降からちょくちょくと登場するとのこと。彼女の存在が、なかなかどうして本書の良いアクセントとなっているのです。 犯人の告白、ジャンとの会話、スカダーの思い、どれもがやるせない。良作です。続きを読む
投稿日:2011.07.15
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。