死後のプロデュース

金子稚子 / PHP新書
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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ブクログレビュー

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  • ドラソル

    ドラソル

    故・金子哲雄氏の未亡人の金子稚子氏による、亡き夫の死のプロデュースと、死を受け止める側について綴った一冊。

    金子哲雄の死のプロデュースも見事だけど、それも支える彼女あってのこと。
    そして、死を悲しみつつも「悲しみすぎずに」受け止める彼女の姿勢に心打たれた。続きを読む

    投稿日:2015.10.21

  • acco

    acco

    このレビューはネタバレを含みます

    不思議な気持ちになった。
    死に行く人との感覚を感情をこめて、でも客観的に綴った本。こんな本ってあったんですね。
    全部は理解しきれません。やはり夫の死を経験しないとわからないのかもしれない。
    金子さんの感覚、わかるところもあるし、難しいなと思うところもある。
    こんなにポジティブに死を考えられるお二人はすごいと思います。スピリチュアルペインも伝えながら、死をポジティブに考える。
    いくつかピンときた言葉。
    ・死は「終わり」ではない。死は生も含めた大きな流れの中のひとつの通過点であり、死ぬことと生きる事は同じ。
    ・「引き継ぎ」:生前からの関係が死後も続く。自分の目の前にきた人と心を開いた関係を築こうとする事。亡くなった人が、一体何を見て、何を思っていたのか。自分の立ち位置を変えて、その人の視点を獲得できた時、たとえ相手が亡くなっていても、新しく引き継ぎをする関係を結ぶ事ができる可能性を感じます。
    ・死という点、一時にだけ意味を持たせすぎるのはおかしい。
    ・医療については引き継ぎというよりも、今すぐにでも家族で話し合っておくべき。(延命治療、死にたい場所、献体など)
    ・死は恐ろしいことばかりではない。

    一番ありがとうございますって思った事。
    ・医療現場がとかく責められやすい環境にある事を、私は今、残念に思います。確定診断後、その際の医師とのやりとりについていかりを覚えた事はありますが、その後、こうした医療者との交流を通して、「医師が悪いわけではない」ということを理解するようになった。
    ・闘病を通じて私たちが見た素の医療者は、心も感情もある一人の人間であり、1つ1つのケースに傷ついたり悩んだりしていました。しかし、専門家であるがゆえに、自分たちよりも辛い状況に置かれている患者や家族のために、自分の感情はさておき、プロフェッショナルとして対応しているのです。

    この本、勉強になったし、癒されました!!

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    投稿日:2014.04.15

  • みゆき

    みゆき

    お客さんがこの方のセミナーを開いたというご縁で出会った本。
    死をどのようにとらえるか。
    パートナーとはどんな関係でありたいか。
    そんなことを考えさせられました。
    手を差し出すだけの人が多いけれど、手を差し出されたものをつなぎ合うこと、相手の気持ちを理解することが大切だという言葉を読んで
    貴方の気持ちを分かってあげたいと言って断られたあの時の私は、その人についていかなくてよかったんだ、と腑に落ちました。
    続きを読む

    投稿日:2014.02.01

  • hamanohoshi

    hamanohoshi

    40代で夫に先立たれてしまった著者の悲しみがヒシヒシと伝わってきたが、それ以上に芯が強くて素敵な女性だなと思った。
    彼女の夫が病魔に蝕まれる前までは毎日とても楽しい生活を送っていたんだろうと思う。
    にしろ妻にしろ若くして先だたれてしまうと本当に切ないですね。続きを読む

    投稿日:2014.01.04

  • hiyusuke9

    hiyusuke9

    【死の悲しみを和らげる方法論を教えます!】
    41歳という若さで亡くなった、流通ジャーナリスト金子哲雄氏が生前から行っていた奥さんとの「死の引き継ぎ」。この引き継ぎこそが、大切な人の死の悲しみを和らげる唯一の方法なのである。

    引き継ぎを行うことは決して難しいことではない。
    ・日常的な報・連・相の実施
    ・どんなことでも感謝の気持ちを伝える
    ・横にいて、同じものを見つめ、相手を理解しようとする
    これらを常に実行することで、相手が何を考えているのか、相手の反応がどのようなものかが理解できるようになる。

    この関係を継続させていくことで、
    死後、相手が常に側にいる感覚が生まれてくる。
    どんな時でも、
    「あの人だったらこうしているな」
    「あの人だったらこう言うだろうな」
    という感覚が働き、死者を身近に感じられるのである。

    一見スピリチュアル的な内容にも見えるが、
    スピリチュアル嫌いの私自身も、この方法論には納得する。

    死を無理に受け入れるのではなく、
    死者と新しい関係を構築することで、必要以上に悲しみ過ぎないようになれる。そうすることで、前を向いて生きられるのである。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.17

  • いちごジュニア

    いちごジュニア

    41歳の若さで亡くなった金子哲雄さんの奥様の著書

    生きることと死ぬ事は同じ
    引き継ぎ
    死後も身近にいて いつでも交信しあえる

    おひとり様なので死後の始末の為にも「エンディングノート」をそろそろ視野に入れた方がいいのかな なんて思ったりしてたけど・・・引き継ぎさえしっかりしていればエンディングノートはかえって不要とは

    引き継ぐ人がいないんですけど^_^;

    人はいつ死ぬか分からないしね
    病気であと余命何日 なんて言ってる人より元気な人が事故で突然・・・なんて事もある訳だし

    「僕の死に方」と対で読んだ方がいいのかな
    続きを読む

    投稿日:2013.09.15

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