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呉小元 / 新潮新書 (4件のレビュー)
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総合評価:
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びあしん慶次郎
北朝鮮について知りたくて読書。 比較的に新しい本。現体制についても触れられている。 最後の隠語が興味深い。 また、冒頭の軍事力についての著者の意見は一理あると思った。 読書時間:約1時間
投稿日:2015.04.14
H.Sato
非常に興味深い内容でした。 北朝鮮にもパンダが動物園にはいたけど泥だらけ。獰猛な動物が人気あるらしい。 北朝鮮では石鹸の油脂が不足しているからイワシの油で作っているからハエが多くて困るらしい。 忘年…会でお酒を飲んでも密告者がいるらしい。 なんだか大変な国だな。。 強制移住とかあって平壌を追放されると大変らしい。続きを読む
投稿日:2013.10.14
mameda2
このレビューはネタバレを含みます
リアル。 北朝鮮関係の書籍はたくさんあるが。 日本から北朝鮮に帰り、 朝鮮労働党構成員となり、 そして脱北という経験者が書いているだけある。 北朝鮮に帰国した人の扱いは、 辛辣というしかない。
投稿日:2013.06.03
山葵
著者の経歴が異色。 「帰国事業」によって、北朝鮮に「帰国」した在日であり、北朝鮮においてはハイクラスに属する朝鮮労働党の幹部であり、そして脱北して現在は韓国に住むという三つの顔を持つ著者が、新聞の連載…のために書いた記事をまとめたものがこの新書である。 北朝鮮で生まれ育ったわけではないため、北朝鮮首脳部による「洗脳」に冷静な目を向け、時には失望をあらわにしながらも、それでも北朝鮮社会で生活していると(「領袖の温情」なにどに対して)感極まって泣いてしまう、といったことがあると複雑な心境を説明したりもしている。 朝鮮労働党の幹部であったという肩書きからみてわかるように、著者の北朝鮮においての地位は非常に高いものであり(ただし、日本でも差別された「在日」である彼が、「帰国」した先の北朝鮮でも差別をされたということは書かれている)一般的な北朝鮮社会についてどれだけ現実感をもって理解しているのか、ということはわからない。しかし、どの社会でも差別をされてきた著者の庶民に寄り添おうとする姿勢は真摯なものである。 学術的な本ではないが、北朝鮮社会をかいま見ることができ、また読みやすく興味深い良書である。続きを読む
投稿日:2013.05.14
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