【感想】最後の江戸留守居役

白石良夫 / ちくま新書
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

    1996年刊行。著者は文部省教科書調査官。◆幕末江戸、佐倉藩の最後の江戸留守居役(江戸詰藩邸の藩の外交官的役割を果たす役職)依田学海は広範な日記を残していた。本書は、その日記から伺える幕末、そして倒幕過程・戊辰戦争期の江戸模様を解説する。政権転覆に際してあからさまになる譜代小藩の右往左往ぶりが軍事力・経済力という実力の伴わない小藩の悲哀を感じさせる。

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    投稿日:2017.01.12

  • piyohiyoko

    piyohiyoko

    卒論参考資料。
    幕末の彼の行動など、なんか都合いいなぁ~とか思ってしまう。
    そんなに面白くなかったです。

    投稿日:2010.10.24

  • bax

    bax

    [ 内容 ]
    江戸留守居役とは、藩の江戸屋敷にあって、幕府や大名諸家との渉外や各種情報の収集などの任にあたる、大名家における外交官である。
    明治の文人・依田学海は、幕末、佐倉藩最後の江戸留守居役をつとめ、その激動の日々を、厖大な日記『学海日録』中に詳細に記している。
    徳川幕府終焉を前に、情報の最前線で奔走するひとりの江戸留守居役・学海の生々しい体験を通してたどる、もうひとつの維新史。

    [ 目次 ]
    剛直の人と留守居役
    江戸留守居の日々
    大政奉還と江戸諸藩庭邸
    王政復古から戊辰戦争へ
    佐倉藩臨時京都藩邸
    維新政府官史への道
    『学海日録』刊行始末

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    投稿日:2010.09.01

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