【感想】対論!日本と中国の領土問題

横山宏章, 王雲海 / 集英社新書
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
1
1
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • bax

    bax

    [ 内容 ]
    尖閣諸島領有をめぐって、激しく対立する日本と中国。
    この問題には、米国や台湾の動向、日中間の歴史的経緯、海洋資源とシーレーン確保、経済や文化など、さまざまな要因が複雑に絡んでいる。
    中国は超格差社会となり、習近平体制の中国共産党はその正統性の問題に直面している。
    日本は長らく経済が低滞し、政治的にも揺れ動いている。
    果たして、両国の領土問題を解決する糸口はあるのか。
    日本と中国の専門家が、日中領土問題の真因と展望について、総合的に議論する。

    [ 目次 ]
    第1部 国際情勢からみた尖閣諸島問題(尖閣諸島領有問題の背景;国有化をめぐって;漁船衝突事件;海洋資源の問題;覇権主義;棚上げ問題;台湾について;国際社会への発信 ほか)
    第2部 国内情勢からみた尖閣諸島問題(デモの光景;反日デモの歴史;孫文について;権力システムとしての中華思想;拡大する中国の課題;領土問題に対する日本の姿勢 ほか)
    第3部 グローバル経済と日中の課題(日本企業と中国市場;政治的思惑と日本企業;経済とイデオロギー;超格差社会;難しい貧富の差の是正;貧富の差と国民性 ほか)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]
    続きを読む

    投稿日:2014.10.26

  • sho

    sho

    論の中心は領土問題をめぐる最近の動き、及び二国間における政治的・文化的考えに関して述べられている。尖閣の歴史的経緯について深く触れられていないが、日中双方の学者の対談というのは非常に勉強になる。領土問題に関しては、ナショナリズムによって過激な発言をしがちになるが、双方とも現実的な解決策を探っているように思われ、非常に有意義な本である。新書で値段を考えても、誰もが読むべき本であろう。続きを読む

    投稿日:2013.01.19

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。