【感想】アメーバ経営

稲盛和夫 / 日本経済新聞出版
(94件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
13
32
37
4
0
  • 燃える闘魂

    経営の鉄人こと稲盛和夫による深き独創的経営管理手法論。
    これからの未来を担う若き世代にこそ読んで貰いたい一冊。

    投稿日:2013.11.06

  • アメーバ経営

    経営者ならばぜひ読んでおきたい一冊ですね。アメーバ経営の手法が詳しく具体的に書いてあります。

    投稿日:2013.11.07

  • 何してもええわ

    稲盛のおっちゃんかっこええやん!と唸らされる孤高の一冊。
    読んだら働くのが楽しくなるのでオススメだよ!

    投稿日:2013.11.07

  • もっと早く読めば良かった

    小集団単位の損益管理を徹底して、一人ひとりが経営者意識を持って業績向上に邁進。自分の仕事にも取り入れたい。

    投稿日:2013.11.09

  • 熱い男

    燃える闘魂稲盛和夫氏によるアメーバ経営詳解本。
    これから独立を目指す開拓者必読の一冊。

    投稿日:2013.11.04

  • 言い得て妙

    組織をアメーバーに例えるのは言い得て妙ですね。
    ある意味理想の形だと思いました。

    投稿日:2013.11.05

ブクログレビュー

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  • Cazoo

    Cazoo

    日本を代表する経営者である稲盛和夫の一冊。
    どちらかというと彼の考え方を知りたかったところだったので、それには適した本ではなかったが、京セラでの経営方法は知ることができた。現在はあまりピンと来なかったが、また経営するときに再読したいと思う。続きを読む

    投稿日:2023.11.26

  • emfuj1

    emfuj1

    偉い人なんだろうけど本としてはあまりピンとこなかった。京セラ創業当時の苦労や組織を小さく分けるところまではおもしろく読めたが、アメーバ間で売買したり利他の心が大切などというのは理想はわかるが実際どうなのと疑問だらけだった。
    製造や営業は儲けを定義できるのはわかったが設計や総務はどう定義してたんだろ。
    あと各部署はアメーバで管理するとして、経営者自身はその数字を使ってどんな特別なことができたんだろ。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.05

  • ダルメシ・アン

    ダルメシ・アン

    稲盛式の社内売買の仕組みを知りたくて読んでみた。
    会社の規模に関わらず、それぞれが経営者意識を持つという事の大切さが非常によくわかった。
    2005年の内容なので、今のシステムではもっと便利に計算を行えるのだろう。
    しかし、自分のような中間管理職が読んでも会社全体の仕組みをすぐに変えるのは正直難しい。しかし、今後のために読んでおいて損は無いと感じた。
    特に、会計の方法以外にはこの本の半分は稲盛氏の社員としての心構えで構成されている。
    一人一人に責任感があり、ワンマンでは無い仕組みにした京セラはこうして発展したのだな、と大変勉強になった。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.27

  • murata

    murata

    このレビューはネタバレを含みます

    絶対小説しか読まないマンですが仕事上アメーバ経営について絶対知っておかざるを得ない状況になったのでちゃんと読んだ。偉い。1時間で読めてめちゃくちゃわかりやすいのでめちゃくちゃ理解した。凄い。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.05.17

  • 四木

    四木

    とても読みやすかったです。経営のことなんて何にもわからない自分でも、楽しく読むことができました。
    “ここに家族だけで経営している食料品店があるとする。”(p.101)の例えは秀逸ですね。これなら、小学生でも理解できるのではないでしょうか。

    シンプルな考え方が潔く、わかりやすく、素晴らしいです。

    ただ、本来ならより伝わりやすいはずの、数字に関するところは……まったくわからなかったです。これはわたしの知識不足と、数字への嫌悪感のせいです。
    表はあまり見ずに、流し読みをしてしまいました……。いつか、理解し、しっかりと読めるようになりたいものです。


    この方ならではの語彙が普通に使われていて、説明がないので、ことばを知らないと「はて?」と引っかかってしまいました。そこだけちょっと、読みづらかったです。
    「プリミティブ」は、太宰治さんの『斜陽』で──表記は「プリミチヴ」でしたけれど──何度も調べたことがあるので、理解できました。
    「それくらいのことば、知っておいてくれ」と思われるかもしれませんけれど。人は最初、みんな、何も知らないところから始まるのですよ。得てしまうと、なかった頃のことを忘れがちですけれどね。


    本の内容から離れてしまうのですけれど、奥付を見て、ハッとしました⁡。「ブックデザイン 菊地信義」(きくちのぶよし)!⁡
    映画『つつんで、ひらいて』を拝見してから知った装丁家さん。数多くの本を手掛けた方で(『サラダ記念日』等が有名)、いまはお亡くなりになっているのですけれど……⁡。この本も彼のお仕事だったとは……⁡。
    あらためて、じっくりと表紙を眺めてしまいます。フォントや、配置等こだわってらっしゃるのでしょう⁡。


    (以下、読みながら綴った感想)


    日にち不明 p.5-8

    2022/11/14 p.21-52

    p.32
    “二七歳で京都セラミツクを創業したとき、”
    27歳……! 自分が同じ年齢だと仮定して、会社をつくれるか考えたら、即無理だと思ってしまいます。
    勇気と行動力が素晴らしいです。

    p.36
    “「人間として、やっていいこと、悪いこと」という、ベーシックな基準で判断していこうと思った。”
    すてきです。そういうところがしっかりしている人は、すきです。

    p.52
    “お互いに相手のことを慈しみ、相手のために尽くしてあげるという愛に包まれた家族関係”
    そんな「家族」がいるのですか……、この世には。羨ましいです。


    2022/11/18 p.52

    2022/11/22 p.52-60

    p.59
    “ただ細かくすればよいわけではない”
    そりゃそうですよね。どうして細かくするのか、その本質を理解できなければ意味がないと思います。


    2022/11/23 p.60-246

    p.60〜
    “原料の調合を専業とするかいしゃがあるなら、”
    (中略)
    “独立した事業として立派に成り立つはずである。そう考えてら原料部門をアメーバとして切り分ける決心をした。”
    確かに。それだけで成り立っている会社があるのなら、会社内で切り分けても問題ないです。

    p.70
    “単純作業が多いアメーバAも高い「時間当り」を出せることになるが、”
    ここでの論点と違うことはわかっていますけれど……単純作業を軽視する傾向があるのは、いかがなものかなぁと思ってしまいます。世間的な話ですけれど。
    もちろん、専門技術を身につけている人が評価されるべきです。それに異論はありません。
    ただ、単純作業もなくてはならない存在であることを、忘れないでほしいなぁとおもいます。個人的には。

    p.78
    “知っていることと、やれるということは別である。”
    (中略)
    “なまじ才覚があるため、不正を思いつくのだ。”
    最近和尚さんの動画をよく聴いているのですけれど、同じようなことが起こっているようです。善いことをして、悪いことはしない。一桁の子だって理解できるけれど、80歳の老人さえおこなうことはむつかしい……と和尚さんはおっしゃっていました。
    大人はあらゆることを知っている分、ずる賢くなってしまうところがあるのでしょうね。素直でいたいものです、いつまでも。

    p.80

    (前略)信じ合う仲間たちから賞賛と感謝という精神的な栄誉が与えられる。
     このことを社外の人に話すと、「それでよく機能しますね」と不思議がられることがあるが、

    仕事の内容より、仕事仲間のほうが重要だと個人的には感じます。その場にいる人が良い人たちだと、のびのび働けますし、その人たちの役に立ちたいとがんばりますし、いいことばかりです。
    お金で満たされない部分は数多くあるでしょうからキリがありません。一方、人間関係は満足度が高いです。新たな悩みは出てくるでしょうけれど、かなり心が安定します。
    結局働いているのは、人間ですから。人間は心によって行動を変えるものですから。人の心に訴えかけるものは強いのでしょう、きっと。

    p.82
    “温情主義により、実力のない人物を、年長だという理由だけでリーダーにしたのでは、会社経営はすぐ行き詰まり、全従業員がその不幸を背負うことになる。”
    それはそうでしょうね。仲良しこよしでなんとかなるものではありません。
    社外の、商品なりサービスなりを受け取る側からすれば、そんなものは関係ないのですから。良いものを提供するためにどうしたらいいのか、それを考えなくてはならないですよね。

    p.101
    “ここに家族だけで経営している食料品店があるとする。”
    この例え、面白いです! そしてわかりやすいです!
    どう改善していったらいいのか、稲盛さんはどう考えてらっしゃるのか、よくわかります。面白いです。

    時々ある、漫画の表現を思い出しました。
    勉強を教える際に「おじいさんとおばあさんがいて……」等と例え話を始めて、教わった側が「すごーい! わかりやすい!」と感動するシーン。大抵その話の内容まではえがかれていないのですけれど……。今回のお話は、まさしくそれなのでは、と感じました。
    経営のことなんて一切わからないわたしも、「すごーい!」と感動しました。

    p.110
    “朝令暮改(ちょうれいぼかい)”
    「命令や政令などが頻繁に変更されて、一定しないこと。朝出した命令が夕方にはもう改められるという意から」……なるほど。
    一日であれこれ変わってしまうのが、毎日続いたらつらいですけれど……たまに必要な判断をするのなら良いですね。

    p.155
    “新品を安易に購入するのではなく、まず現在の設備をいかに使いこなすかをとことん考えるように社内で徹底している。”
    おぉ……。これ、ミニマリスト的な思考ですね。手元にあるもので代用できないか考えるのは、物を増やさないようにするため、必要なことです。

    p.241
    “高い目標を持ちつつも、一日一日を全力投球することによってしか成し遂げられないものである。”
    天才に勝つために、凡人がすることは日々の積み重ねだとおっしゃっている方がいました。わたしからすれば、日々積み重ねていくことができる人こそ、天才だと思いますけれど。
    何にせよ、ちりつもですね。小さなことを馬鹿にしていたら、大きなことは成せないのでしょう。
    続きを読む

    投稿日:2022.11.24

  • 今野 圭

    今野 圭

    日本が誇る経営のプロ、故稲盛和夫氏が作り上げた経営手法や理念の概要がまとめられた一冊。
    同じことが繰り返し色々なところで出てくるため全体の流れはスムースでは無い部分もありますが、それを差し引いても比較的読みやすくポイントを掴むには充分だと思います。

    ---

    第1章 ひとりひとりの社員が主役
    アメーバ経営とは、組織を小集団に分け、市場に直結した独立採算制により運営し、経営者意識を持ったリーダーを育成すると同時に、全従業員が経営に参画する全員参加経営を実現する経営手法なのである。

    第2章 経営には哲学が欠かせない
    アメーバ経営は組織の分け方と適宜見直しが重要
    1.収支算出が可能なこと
    2.ビジネスとして完結すること
    3.会社全体の目的・方針と合致
    自分のアメーバのことだけ考えてはならない
    経営哲学、フィロソフィが重要

    第3章 アメーバの組織づくり
    組織の細分化は経営者の視点でどの単位で採算を捉えたいかに依存する
    適切な人材がいることが新事業進出の大前提
    事業毎の営業か兼任営業かは難しいが前者で拡大を目指す

    第4章 現場が主役の採算管理
    月次で時間当たり採算表の予実管理
    営業部門も製造部門もプロフィットセンター
    現場の指標に時間という概念を持ち込む
    在庫管理は営業の責任

    第5章 燃える集団をつくる
    どのメンバーに聞いても今月の売上予定等が即座に口をついて出てくるまで刷り込む
    今後どのように事業を進めていくかを議論・共有
    なぜこの事業をするのかの意義を伝える
    続きを読む

    投稿日:2022.09.19

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