【感想】妻と最期の十日間

桃井和馬 / 集英社新書
(17件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • planets13

    planets13

    世界各地の紛争や騒乱を冷静に見つめ語る姿勢と、十日間の苦悩との対比がいっそうの喪失感を誘う。心の準備をする時間を与えられることは、つらいばかりではないらしい。

    投稿日:2023.12.24

  • taka_2

    taka_2

    重い、の一言に尽きます。
    これまで予兆もほとんど無かったところに、突然の40歳の妻が倒れたとの連絡。小学六年生の娘や、両親など家族が大混乱に陥いる、、というノンフィクション。
    うちももっと備えないとな、、と思うものの、まあ大丈夫だろうとも思い、なかなか平和ボケから抜けられないですね。いざ状況に追い込まれたとしても、なるようにしかならないと思うものの、後悔はしないように生きていきたいと思います。続きを読む

    投稿日:2021.07.08

  • reso100

    reso100

    某所読書会課題図書.くも膜下出血で突然倒れた妻 綾子の看病する夫の状況を綴った物語だが、かなり冷静に事態を見つめて対処していることは素晴らしいと感じた.見舞客の対応に苦労する場面はあったが、周りの人のサポートや医療関係者の適切な対応で苦しい事態を乗り越えられたように思う.今のところ、このような修羅場の経験はないが、いつ発生するかはわからないだけに、冷静な気持ちを持つことを心がけよう.続きを読む

    投稿日:2021.03.19

  • seiyan36

    seiyan36

    著者の桃井和馬さん(1962年生まれ)は、日本の写真家、ジャーナリスト。世界140カ国を取材し、紛争・地球環境などを題材に宗教的な文明論を展開している。第32回太陽賞受賞。

    この「太陽賞」は何かというと、

    平凡社が主催していた写真賞だが、今は休止されている。
    その理由は、賞の母体となっていた『太陽』が2000年に休刊になったためで、1999年(第36回)が最後の太陽賞。

    この本は、最愛の妻をくも膜下出血で亡くすまでの看取りの十日間を記録したノンフィクション。
    続きを読む

    投稿日:2021.01.31

  • 桜ヶ丘_med/dent/health_

    桜ヶ丘_med/dent/health_

    http://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB04266587

    投稿日:2016.09.28

  • 24thst

    24thst

    突然くも膜下出血で倒れた妻が、意識を取り戻さないまま亡くなるまでの10日間。ジャーナリストである著者の性(さが)か、克明に記録された内容。そしてもちろんそれだけでは片付けることのできない衝撃、慟哭、喪失感。けれどそれらを凌駕し、本書を読んで一番感じたのは愛というものの存在だった。続きを読む

    投稿日:2015.06.21

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