【感想】アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

モンゴメリ, 村岡花子 / 新潮社
(61件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
31
20
8
0
0

ブクログレビュー

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  • 碧

    さらに訳が酷くなっているのがもはやあっ晴れだがまあそれは置いておく。原作があるのに翻訳者が自分の解釈入れるなんておかしいとずっと思っている。
    アンモテすぎやろ!あとパリピすぎ!という感想と、やはり何事もこれで終わりなのかとびっくりするほどあっさり進むので気持ちいい。3巻は思い切り恋愛付けだな。ルビー・ギリスにはびっくりだったな…。周りが自分を置いて大人になっていくと感じるアンには共感する。続きが気になる本よりこういう日常を追う本の方が公園で日光浴をしながら読むにはいい。
    最後の最後をここでネタバレされて読んだのでそいつには適当なバチが当たれば良い。あと、裏表紙もしっかりネタバレなので次巻からは見ないよう気を付ける。本としてありえないだろどういう神経?
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    投稿日:2024.03.05

  • 2036578番目の読書家

    2036578番目の読書家

    いかにもって感じで言葉にするのがいまいち恥ずかしいんだけども。私の幼い頃の愛読書は赤毛のアンシリーズ。実は「赤毛のアン」から始まり、その続編がシリーズで12作くらい出てるのみんな知ってるぅ!?これは主にアンとギルバートの恋愛模様が描かれた作品なんだけど(やっぱりクリスマスが近いから恋愛ものばかり読んでた)近づいたり離れたり、好意を伝えるか迷ったり友情の一線を超えないように堪えたり、くううううう!って叫びたくなる描写が多くて楽しいのよ。結局いつもそばにいた親友かつライバルが、いちばん大事な人なんだ!みたいな展開って憧れあるじゃないですか。元祖だね、究極のラブストーリーだね、ごたごたいわずにみんな好きな人に好きって言いなよ(?!)続きを読む

    投稿日:2024.02.24

  • ポプラ並木

    ポプラ並木

    このレビューはネタバレを含みます

    久しぶりにアン・シャーリーに会えた!第3作目はアンが大学生となり、ダイアナと離れ離れになる。アンの大学生活は学業も人間関係も活発に展開。中でもギルバートから愛の告白をされるが、友情の域を出ないので不成立。ダイアナが結婚し、さらに女性友人のフィルも結婚。アンにもロイという長身で上品な容貌の男性が現れる。アンもこれが恋?と思うが、ロイの魅力って?最終的に断る。いよいよラストでギルバートがアンに再チャレンジ!そして・・・この作品でアンがさらに人間的に成長する。アンの明るさ、面倒見の良さを誰もが応援している。⑤

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    投稿日:2023.11.18

  • URIKO

    URIKO

    何度目かの再読。

    アン・シリーズ3の読みどころは何といってもクライマックスで、アンが本当の自分の気持ち、というと陳腐な表現になるので、ここは思いきって言葉にしよう、「真実の愛」に気づくところでしょう。そうでしょう。

    そのクライマックスまでの、アンの華やかな大学生活は、時代が違う今でも羨ましいものがあり、自分のかつての大学生活との充実ぶりの違いに今更ながらガックリくる・・・

    前回までは全く注目していなかった、ボーリングブロークの生家を訪れるシーンは、なかなかに感動した。そして、もっと感動したのが、それに続くアヴォンリーへの帰郷で、マリラの「自制を失い、わが娘をひきよせ・・・」という喜びように胸がつまった。なんという深い愛情。「マリラは来しかたを振り返っていた」とあるとおり、今のマリラはアンの存在あってのもの。逆も然りで、今のアンはマリラ(とマシュー)があってのもの。血より濃いものをここに見ることができた。

    さて、次はアン・シリーズ4。実は初めて読むので、楽しみ!
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    投稿日:2023.04.18

  • つき

    つき

    題名の通り、アンやその友達の恋愛が中心の一冊。
    アンの恋愛事情については、ちょっとご都合主義なところは否めないが
    最後の方のダイアナに対して抱く気持ちはきっと誰しも持つものだと思う。

    村岡さんの解説も毎回興味深いので読んでみてほしい。
    赤毛のアンは、500ドル買い切りとしたために、出版でも映画でもルーシィ•モンゴメリに印税は入らなかったらしい。びっくり。
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    投稿日:2023.01.22

  • Muromuro

    Muromuro

    このレビューはネタバレを含みます

    小さい頃から大好きなシリーズ。
    本巻は初めて読了。ギルバートとくっつくまで、、まあ長い!笑
    でも当時の少女の心情や情景を描く、言葉が相変わらず素敵。
    少女時代から知っているアンやダイアナ、ルビーの変化に切なく愛おしくなった。

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    投稿日:2022.07.27

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