【感想】テレビが政治をダメにした

鈴木寛 / 双葉新書
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
3
3
4
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • tosyokan175

    tosyokan175

    著者、怒り炸裂!メディアと政治家がシンクロして劣化していくプロセスは説得力があります。すべても問題が絡み合って簡単に解決できない時代は「わかりやすさ」を求めるだけではなく「画になる」という言葉を超えたもので決まるようになる、という恐怖心を与えられました。それはもしかしたら日本だけじゃなくてギリシャでもウクライナでもイスラム国でも同じなのかもしれません。そもそも政治は「面倒くさいもの」なのに「面倒くさい」は「わかりやすい」に必ず負ける。「悪貨は良貨を駆逐する」グレシャムの法則のような状態にどう立ち向かうのか?続きを読む

    投稿日:2015.02.25

  • cruyf

    cruyf

    政治家も芸能人と同じということか?と思わされたり。
    主義主張が違っても真面目に議論するという風土が日本にはないのかと思わされる。

    投稿日:2014.01.05

  • 水源地

    水源地

    民主党の元党首の離反のためか、参議院選挙で敗退して、民主党を離党してしまった鈴木寛氏の著書。

    要約すれば、生で放送をしていた時代から、映像の編集が簡単な時代になり、テレビ業界は、バブル後の広告費削減のあおりをうけて視聴率第一主義に陥っている。そんな中での番組は、白黒の2分方の戦いの形がわかりやすく好まれるためにそのような番組が多くなってしまう。

    逆に、政治家である議員も、テレビタックルなどのテレビ討論番組に出演すると選挙で有利なために、テレビに出るための努力をすることになり、まじめにやっている議員がうかばれないという内容だった。

    このほかにも、原発報道の民主党側からの真実と学者である委員長の対応や、テレビ報道のあり方。記者クラブや裏が取れないのに、報道してしまうマスコミの現状などもあるが、一番有効なのは衆愚政治になっている現状を国民が良識をもつことと、ネット等を有効活用することかなと思った。

    とにかくこの時代に全部のことに詳しく理解することは時間的にも不可能だから、なんとかよい仕組みづくりが必要じゃないかな。
    続きを読む

    投稿日:2013.12.16

  • ayaco yamada

    ayaco yamada

    頂き物

    テレビで政治家が言ってることは切り貼りして再編集してあるので鵜呑みにしちゃいけないということ、かな〜

    投稿日:2013.09.26

  • しん

    しん

    amazonで安くなっていたので購入。内容はふむふむという感じ。テレビの次はネットなわけで、ネット選挙を推進したのが著者の鈴木さん。テレビがだめなところがネットでよくなるかというと、今回の選挙結果をみると、そういうわけでもないわけで、なかなか難しい。続きを読む

    投稿日:2013.08.28

  • water141

    water141

    ためになる本を読んだ。
    民主側に偏っているかもしれんが、それでも十分有用な情報。
    何故、放射能モニタリングの管轄が文科省なのかがよくわかった。

    投稿日:2013.08.21

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。