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田村秀男 / 光文社新書 (8件のレビュー)
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rokkosanjin
早稲田の政経から日経新聞に入社して、東京本社・ワシントン特派員・香港支局長などを務める傍らで母校の講師も兼務、現在は産経新聞の論説委員として切れ味鋭い論評を展開する田村氏が憂う「この国のジャーナリズム…」。巨額の財政赤字と貿易赤字に窮するアメリカの救済策として先進5ヵ国で行われた1985年の「プラザ合意」によって急激に進んだ円高・バブル景気・その崩壊後の「失われた20年」における日本凋落の原因を、新聞を始めとするメディアによるミスリードと断罪する。デフレからの脱却とか震災復興の財源確保とかいう美辞麗句で国民に増税を迫る財務官僚や、金融政策の誤りを正当化して屁理屈ばかりを並べる日銀官僚を批難し、それらを取材して記事にする新聞記者の不勉強ぶりや、官僚におもねる御用学者の体たらくを糾弾する。世間一般には中立的と思われている日経新聞に対して、OBの立場から「国家権力をメディアは批判をもって監視せよ」と叱咤し、日本再生への熱い想いを訴える。続きを読む
投稿日:2020.12.12
tatsut
#読書開始 ・2016/10/24 #読了日 ・2016/10/27 #経緯・目的 ・新聞を購読していないが関心はある。そのため、読み方を学ぶために購入。 #達成、感想 ・日経新聞、新聞業界の実態、さ…らには日銀、官僚批判も行っている。相当に勇気がいったこただろう。敬服する。 ・メディアというものを素直に受け入れがちだが、疑うこと、真理を追究することが肝要だと感じた。これからは新聞に限らずメディアの見方が変わる。 #オススメ ・経済学、ジャーナリズムに興味がある方。 ・新聞を読む方は一度目を通して良いと思う。=幅広く推奨。続きを読む
投稿日:2016.10.24
toshi_koike
日経新聞の裏側を書いているんでしょう。 が、日本人的には古巣をここまで書いてしまうのにはちょっと抵抗感も。 著者はインフレターゲット論なので、今のタイミングでないと、なのかなー、とも。 真面目に、そし…て今を冷静に見れるのならば、読んでみておもしろいとおもいます。続きを読む
投稿日:2014.05.07
KOROTAM
このレビューはネタバレを含みます
○元日経新聞記者で、現在、産経新聞系のメディアで記事を書く田村氏の著作。 ○経済ニュースがどのように作られ、報道されているのかについて、自身の経験に基づいて分かりやすく解説している。 ○新聞社の昇進などの仕組みや経済部の仕事については、今まで知る機会がなかったので、大変興味深かった。 ○新聞記者とジャーナリストの違いなど、漠然と新聞を読んでいるだけでは気がつかない新たな視点を教えてくれた。
投稿日:2014.02.06
takugon
もと日経新聞の記者が書いた日経新聞についてのことで面白く読めた。なぜ日経新聞の紙面がこうなってしまうのか、ということがわかる本。
投稿日:2013.10.30
shiosaitoneko
元日経のエース記者が日経新聞の問題点を提示し、日本経済を苦境に追いやった責任を追及する。「日経は財務省と日銀に頭が上がらない」「日経の記者の多くは経済学を学んでいない」とびっくりするようなことが書い…てある。 僕は日経を購読しているので、否応もなく日経の論調や社説の影響を受ける。自分の考え方に影響を与え続ける存在のことをしっかりと知れてよかった。 個人的には、日経には経済紙としてのライバルがいないことが問題ではないかと思う。ライバルがいないから、記事の質を高めようとか、圧力に負けずにスクープをあげるとかの努力がされないんじゃないかと思う。続きを読む
投稿日:2013.05.14
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