【感想】母 ―オモニ―

姜尚中 / 集英社文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
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ブクログレビュー

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  • びびこ

    びびこ

    戦争は本当に罪深いものだと思いました。平和な世の中では考えられないようなことが起こり、誰もが辛い思いをして必死で生きてきたのですね。
    先人達の並々ならぬ努力に頭が下がります。

    投稿日:2023.11.13

  • Junmomoko本

    Junmomoko本

    어머니、オモニ、母…どんだけ苦労されたんだろう。うちは、日本語の「お母さん…」「オカン…」より「어머니…」という響きに胸がキュンとなる。在日という言葉は日本人にはわからないほど深くて複雑で、残酷やねん。いや、誇り…かな。そう思った本でした。続きを読む

    投稿日:2019.05.01

  • きーちゃん

    きーちゃん

    激動の時代を生き抜いた、著者のお母さんの自伝。これでもか!これでもか!と色々な災難や不運に見舞われても、"何とかなる、何とかなるばい"と前向きに逞しく生きた様は国籍とか関係なく、胸を打たれた。

    投稿日:2017.09.11

  • キじばと。。

    キじばと。。

    在日コリアンで、政治思想史家の著者が、異国の地で生きた母(オモニ)への思いを語っています。

    日本と運命を共にする決意をした著者の叔父の生き方や、戦後に万日山のバラックで貧困生活を送ったこと、また、子どもの頃に「チョーセン」という言葉の響きや、祖先を祀る母の姿に恥ずかしさを覚えた自身の過去を取り上げつつ、やがて韓国を訪れることでみずからのルーツを見つめなおし、母の生き方に対する思いも変わっていった経過が、真摯に綴られています。

    ただ、内容自体は著者の自伝である『在日』(集英社文庫)と重なるところが多く、少し期待外れに感じたところもありました。
    続きを読む

    投稿日:2014.03.04

  • でこ

    でこ

    著者のお母さんの話です。
    戦時中から戦後の苦しい時代を生きているだけでも大変だとは思うけれど、さらに朝鮮から日本に嫁に来た著者のお母さんは、想像するだけでも苦労しただろうと思います。
    在日朝鮮人から見た日本も垣間見れて、とても興味深い一冊でした。続きを読む

    投稿日:2013.12.07

  • べあべあべあ

    べあべあべあ

    永野鉄男から姜尚中へ。日本で生まれ育ったけれど「日本人」じゃない、でもじゃあ自分は何者なんだ、っていう問い。母国以外で生まれ育ったたくさんの人たちがずっと持っているものなんだろうな。「アイデンティティ」、とカタカナで書くと簡単なものに思えるけれど。その向こう側に複雑な歴史や思いがあるんだってことは覚えておかなきゃ、と思う。続きを読む

    投稿日:2013.12.05

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