【感想】上弦の月を喰べる獅子(下)

夢枕獏 / ハヤカワ文庫JA
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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ブクログレビュー

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  • 佐助

    佐助

    訳がわかりません❗
    作者の自己満足、作品事態もいまいちだが
    あとがきが強烈にウザイ‼️
    ダラダラ好き勝手に書きすぎ❗

    投稿日:2024.02.16

  • カイ

    カイ

    凄い。縁と業、兄と妹、問と答、空間と時間の話。構想から章の分け方まで凝りに凝っている。
    この手のは、ラストをあいまいにぼかしちゃうんだけど、ちゃんと向き合っているのが好感度高い。
    アシュヴィンの中の人は、何となく、神曲におけるダンテとヴィルジリオを思い起こさせる。
    設定が特殊だし仏教的考えが難しく万人にはお勧めできないけれど、良作。
    続きを読む

    投稿日:2020.10.28

  • kasuterakun2002

    kasuterakun2002

    螺旋蒐集家と岩手の詩人が登場する、二重螺旋構造の物語です。

    二重螺旋構造・・・?何と言えばいいのでしょう。
    2つの物語が、同時進行し、時には絡み合います。

    夢枕獏は昔から大好きな作家で、特にこの本は、今までに3回読みました。
    全体的にはファンタジーかなと思いますが、バイオレンスな描写も若干あります。

    上下巻で、読みごたえもありますが、あっという間に読み終わります。
    続きを読む

    投稿日:2018.02.03

  • office4690

    office4690

     ビックバン以前、インフレーションその先にある多元宇宙(マルチバース)論に本書は言及しているのだろうか、一神教的、神の存在などについてよりも、仏教世界の「無」を通じて宇宙の真理を解き明かそうとする試みであった。実験的な小説と言える。読んで楽しめる方をあえて、スピリチュアル好きと断定してみる。続きを読む

    投稿日:2017.09.19

  • りくまる

    りくまる

    ☆3.7
    人は、幸福せになれるのですか? 野に咲く花は幸福せであろうか?――螺旋蒐集家と岩手の詩人、ふたつの孤独な魂から成る人間、アシュヴィンは、いくつもの問を胸に、果てしなく高い山を登りつづけていた。長い修羅の旅を経て、彼がその答にたどりついたとき、世界を驚嘆させるなにかが起きる……進化とは? 宇宙とは? 人間とは? 究極の問に対する答を破天荒な構成と筆致で描きあげた、これは、天についての物語である。

    難しいことはよくわからん!けれども、野に咲く花は、既に答えであるからして 、問うことはない、というのはなんとなくわかったよ。私がもっと宮沢賢治や仏教に明るかったらもっと面白いんだろうけど。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.08

  • fattycatlover

    fattycatlover

    このレビューはネタバレを含みます

    (上巻より続く)

    もっとも興味深く読んだのは、解説に書かれた著者がこの作品を書くきっかけ。

    美術館で見かけた、インドの絵に添えられたタイトルと解説に触発されたのだが、
    それは画家がつけたタイトルではなく、美術館の人がつけたタイトルであり、解説も創作だったとのこと。

    いわば誤解が作品を産み出すこともあることに驚いた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2013.05.25

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