【感想】世界から猫が消えたなら

川村元気 / マガジンハウス
(722件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
102
192
231
101
29
  • 一見、ファンタジーのように見えていて

    今、読み終わりました。涙汁が出すぎました。
    年のせいでしょうか。ヒドイ顔になってます。

    何げなく過ごしている日常は、
    見方によってはガラクタに囲まれているようで、
    何がとても大切で愛しいものなのか本当に人それぞれなんだよな。

    他人にはゴミ同様でも、所有者本人には
    たとえ本人が忘れていたとしてもかけがえのないもの。

    自分の命が終えるまでに
    大切に思っている、
    あなたが愛しいって
    伝えられるかは
    私にはムズかしい気がしているよ。
    続きを読む

    投稿日:2017.05.13

  • 世界から猫が消えたなら

    日常で大切なこと何かな?
    どんな事を感じながら、人と関わっていく気持ちの持ちよう、感じ方などを考えながら読める本です。
    楽しんで読んでみてください。

    投稿日:2017.05.04

  • 空想の世界に入り込める方には良いのでは?

    かなり現実離れしたファンタジー?な内容だったので、今の自分の心持ちとしては話に入り込めず感動もなく何かを気付かされたという事もありませんでした。空想好きで話に入り込める方であれば別ですが…
    余韻に浸るという事もなかったのでこんなお話か~
    という印象です。
    正直私としては、読まなくても良かったかな~という感じですが、映像で見た方が良い作品のような気がします。
    好き嫌いが別れる作品かと思われます。
    続きを読む

    投稿日:2016.09.29

  • なくなっていいもの

    なくなっていいものもたくさんあります。なくても生きていけるのに、あるものってどうしてでしょう。でも、なくなってはいけないものそれをどうして最後にしかわからないんでしょう(笑)
    とても気持ちが澄みわたる作品です。続きを読む

    投稿日:2016.08.03

  • なくしてもいいものって何だろう。

    2016年6月9日読了。普通の男の子が自分の余命が短いとわかって、でも寿命をのばす変わりに世の中のものを消していくという話なんだけど、元カノとの話も良かったし、レタスやキャベツの話、お母さんの話には泣かされました。自分の命と引き換えにするものなんて、本当はない気がする。何が大切でなくしてもいいものとどうやって分別をつけるかって、本人の価値観だと思うけど、だからってむやみやたらに消してしまう主人公じゃなくてよかったと思う。でも、最初の電話は納得できたかな。携帯やスマホができてから、人間の日常生活は代わってしまったから、なくてもいい気はする。続きを読む

    投稿日:2016.06.09

  • 思ったよりつまらんかった

    読みやすさはラノベのよう。
    全体的に盛り上がりに欠ける。
    簡単に言うと、起承転結がなく、起結な感じでした。

    投稿日:2016.05.28

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ブクログレビュー

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  • だしまき

    だしまき

    登場人物が少なく、主人公の心情描写がとても多かった。気になる最後だったけど、ここで終わらすのが良いところだとも感じた。

    投稿日:2024.04.13

  • 1867154番目の読書家

    1867154番目の読書家

    このレビューはネタバレを含みます

    死を宣告された主人公の前に悪魔が現れる。その悪魔は「何か世界のものを一つ消す代わりにお前の命を1日伸ばしてやろう」と告げる。1週間の間1日ずつ周りのものが消えていく中で、大切な思い出やものがあるからこそ美しい世界といったものを痛感していく。最後は隔絶していた父との蟠りが解け、心理的に父に近づいていく様子が見なりに現れていった。

    個人的に当たり前のものが無くなったときに自分だったらどうするのか、家族への接し方という点で私自身を重ね合わせて考えることができた面白い作品だった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.15

  • やっさん

    やっさん

    猫は好きじゃけど、実は猫アレルギーですw

    ってな事で川村元気の『世界から猫が消えたなら』

    体調不良かと思い病院で診察すると、脳腫瘍のステージ4と診断される主人公。

    余命長くて半年、ともすれば一週間も危ういという……。

    絶望に襲われながら家に帰ると、やたら明るい自分自身にそっくりな悪魔と名乗る者が居るw

    その悪魔に寿命が延ばせる取引を持ち掛けられる。

    この世界から一つ何かを消すと、その代わりに1日の命を得る事が出来ると言う。

    その消す物は悪魔の気まぐれで決めていくんじゃけど……。

    人間は色んな物や事によって不自由な枠組みの中で安心を得ている。

    便利に成ってるはずなのに不自由に生きて安心感を得ている

    そして猫から教えられる家族愛と言うかw

    ユーモア有り、考えさせられる事も有り、猫をギュとしたくなるお話じゃったなぁ♪

    2016年13冊目
    続きを読む

    投稿日:2024.02.12

  • 学生

    学生

    泣けた。面白かったかと聞かれると難しいが、良い本だとは思う。「便利は不自由」この言葉には共感しかない。

    投稿日:2023.12.16

  • Steve Austin

    Steve Austin

    『 人は思うだけで幸せにも不幸せにもなれる』…なかなかその域には達せず。。
    『母さんは自分が旅に行きたいわけじゃなかった…父親と仲直りして欲しかっただけだった』ここら辺から泣く (/_;)

    投稿日:2023.10.29

  • nattak

    nattak

     さえない一人暮らしの若者のところに、急に陽気な悪魔が表れて若者の生活を変えてゆく、大切なことに気づかせてゆくという展開は、昔読んだ「夢をかなえる象」の物語と似ているところがあると思った(悪魔か神様かという大きな違いはあるのだが)。自己啓発本というわけではなくて読みやすい本なのだが、何を言いたかったのかというとわかったようなわからないような。続きを読む

    投稿日:2023.10.27

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