世界から猫が消えたなら

川村元気 / マガジンハウス
(709件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
103
181
224
100
30
  • 若者が余命宣告をファンタジーで表現

    ちょっとふざけたような書名が印象的で
    本屋大賞にノミネートされていたので興味が
    ありましたが。私のようなおじさんが読む本では
    ないだろうと敬遠していました。しかし立ち読みで
    ちらっとながめたら、とても面白い内容でした。

    著者は、電車男、宇宙兄弟、おおかみこども、
    などをプロデュースした川村元気さんです。

    郵便配達のアルバイトをしている若者が、突然
    脳腫瘍で余命わずかの宣告をうけます。
    そこへ不思議な悪魔があらわれ「世の中からものを
    一つ無くすごとに1日だけ寿命を伸ばしてやる」と
    言われて取引します・・・

    という感じでなんともバカバカしいようなファンタジー
    なのですが、主人公と悪魔や登場人物たちのキャラが
    コミカルで個性的ですぐに引き込まれます。

    そして後半は、家族の絆というような感動ストーリで
    泣かせます。

    想像していたより、とても面白くて感動できる内容で
    した。

    やはり本は、何でもまず買ってみて、読んでみる
    というのが醍醐味だなとあらためて感じましたw
    続きを読む

    投稿日:2014.01.17

  • 本当大切なもの、そうじゃないものってなんだろう

    「身の回りのものを1つ消すことで、1日寿命がのびる」
    自分だったら何を犠牲にして生き延びたい(その逆も)と思うだろう。
    そう考えたときに、自分にとって大切なもの、そうじゃないものってなんだろうと考える
    明確なジャッジってできない気がするなぁ。

    「私が死ぬまでにしたいことは、全部あなたのためにしたいことだったのです」という母さんの
    言葉があったけど、こういうことを言えるような人間になりたいなと思った。

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    投稿日:2014.02.27

  • 自分がいるから世界があるのか?世界があるから自分があるのか?

    題名と表紙から詩的な文章を想像していましたが、いまどきの若い人が書くような文でした。悪い意味ではありません。
    自分がいるから世界があるのか?世界があるから自分があるのか?自分がいない世界は?大事なものが世の中から消えてまで生きている価値があるのか?
    人類が永遠に持ち続ける命題をポップに小説化した作品です。
    でもやっぱ文庫化してからでいいかな。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.10

  • なくしてもいいものって何だろう。

    2016年6月9日読了。普通の男の子が自分の余命が短いとわかって、でも寿命をのばす変わりに世の中のものを消していくという話なんだけど、元カノとの話も良かったし、レタスやキャベツの話、お母さんの話には泣かされました。自分の命と引き換えにするものなんて、本当はない気がする。何が大切でなくしてもいいものとどうやって分別をつけるかって、本人の価値観だと思うけど、だからってむやみやたらに消してしまう主人公じゃなくてよかったと思う。でも、最初の電話は納得できたかな。携帯やスマホができてから、人間の日常生活は代わってしまったから、なくてもいい気はする。続きを読む

    投稿日:2016.06.09

  • 表紙は反則的に素敵ですが

    良くも悪くも映像的な話でした
    感動的ととるか自己中心ととるか
    好き嫌いが分かれる作品かもしれません

    投稿日:2013.10.22

  • ジャケ買いから~

    表紙が可愛くて、前評判や好きな映画のプロデューサーさんの著者と知らずに購入しました。

    猫が世界からいなくなるってどういうこと??と思いながら、
    軽~い文章から物語に導入されていくのです。

    しかし文のタッチとは裏腹に
    日々の当たり前にあるものが在るがゆえに見えてこない、
    そんな、大切だけど認識していない心や
    分かってはいるけれど見ないふりをしてしまう心を
    改めて文章にしたためてある気がします。

    軽く寝る前に読もうと開きましたが、
    明日の朝は目がハレてしまいそうです。。。


    続きを読む

    投稿日:2014.11.16

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ブクログレビュー

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  • ミドリ

    ミドリ

    家族に対する当たり前ということが、自分にとってどれほど貴重で大切なものであるかを改めて考えさせてくれる作品。電車で読んだので泣くのを堪えるの必死でした。

    投稿日:2019.08.30

  • hirohon

    hirohon

    2019年6月3日読了。図書館で借りた。

    軽いタッチで人生を語る小説。

    最後もう少し盛り上がりが欲しかったと思う。
    悪魔が面白かった。

    投稿日:2019.06.04

  • halfcat32

    halfcat32

    僕は生きるために、
    消すことを決めた。

    今日もし突然、
    チョコレートが消えたなら
    電話が消えたなら
    映画が消えたなら
    時計が消えたなら
    猫が消えたら
    そして
    僕が消えたなら

    界はどう変化し、人は何を得て、何を失うのか
    30歳郵便配達員。余命あとわずか。
    陽気な悪魔が僕の周りにあるものと引き換えに1日の命を与える。
    僕と猫と陽気な悪魔の摩訶不思議な7日間がはじまった―――",読了
    続きを読む

    投稿日:2019.05.21

  • jinma46

    jinma46

    主人公は30歳?描かれる心象からだと中学生くらいにしか…。まあ、テーマやアイデア自体は悪くないように思います。単純に筆力と人生経験の上積みが必要なのではないかと

    投稿日:2019.03.31

  • 廿(*>ш

    廿(*>ш

    読んでて特に何も残らなかった....
    文字が大きくて文字数少ないから、速く読み終わりました。(中学生向きかな)
    ストーリーはいまいち。
    読んでいて気になったのが、猫が「フーカフーカ」っていう表現。聞いたことも無かったから思わず調べたけど、どうやら変わった表現でこの本だけだったらしい。
    あと死神のウィンクのシーンのカッコのところがしつこいwって思いました。

    気に入ったセリフ
    「私、悲しい結末の映画を観ると、必ず観直すことにしてるの。なぜだかわかる?」
    「...ひょっとしたら今度はハッピーエンドになるかもしれないと思うから」
    続きを読む

    投稿日:2019.02.27

  • sakmeg

    sakmeg

    死を目の前にした主人公の家族への思いと彼女への思いを描いたお話。
    境遇が同じ人にとっては、目頭が熱くなる話なのではないでしょうか。

    話の主軸が多いので、(無理矢理感動させようとしているような感じ・・・)
    話にはさほど入りきれずに、ちょっと涙が出そうにはなったものの、
    結局は涙は出ませんでした。
    もう少し話を掘り下げるためには、軸を家族か彼女にしたほうがよかったのでは
    ないかなと思いました。浅く広く描いている印象があります。

    今流行しているものを小説のなかにたくさん取り込んであったり、
    テンポもよかったので、その点は面白かったです。
    続きを読む

    投稿日:2019.02.09

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