【感想】ノーバディノウズ

本城雅人 / 文春文庫
(13件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • mr.satomi

    mr.satomi

    ずっと読みたかった本、本城雅人さんのデビュー作。
    ストーリー、登場人物、展開、オチ、全て面白かった!

    投稿日:2022.04.27

  • katsuya

    katsuya

    大リーグで大活躍する韓国系アメリカ人が、実は過去に犯罪を犯した日本人ではないかという疑惑を持つジャーナリストやカメラマンたち。彼の疑惑を解明しようと近づくものたちは、なぜか次々と姿を消す。そのうちの1人に説得された彼の最終判断は、シーズン終了後に全てを明らかにするというものだったが、、、。とても良くできたストーリーでテンポもよく、状況がどんどん進展するが読み手として混乱することもなく、一気に読める(楽しめる)一冊。物語の底流には、虐げられた者が終生忘れない強い感情と意思がある。登場人物のほとんどが偽善的で自己の利益を第一に考える人間ばかりだが、「会社のため」「家族のため」「恋人のため」の行動でもあり、なんだか否定しきれないところがあって考えさせられる。随所に野球経験者でないとわからないマニアックな解説があり、経験者はこの点でも楽しめる。続きを読む

    投稿日:2021.02.22

  • masatora4

    masatora4

    作者のデビュー作。まずまず面白かった。様々な登場人物の視点で描かれるため、誰が主人公なのかがややぼやけている。結末は単純でなくて良かった。

    投稿日:2018.09.23

  • lighthappy

    lighthappy

    サムライジャパン野球文学賞受賞作品。
    メジャーリーグで本塁打王として活躍する、韓国系アメリカ人ジャスティン・キング。彼の出自に疑問を持つ者が現れ、調査を始めると、その者たちが忽然と姿を消してしまう。彼は何者で、内に秘めた想いとは。
    スポーツモノだけに、ラストはこのまま清清しくと思いきや、残念な方向に流れてしまった。ヒョンスが簡単に自由になれるようなら、あえてFBIなどは必要なかったような。
    続きを読む

    投稿日:2016.09.22

  • uchineko

    uchineko

    メジャーリーグを代表する東洋系本塁打王の正体を暴け! 調査を命じられた新聞記者が辿り着いた驚愕の真実とは? コリアンマフィア、辣腕エージェント、敏腕記者…。「キング」争奪戦の行方は? 迫真の野球ミステリー。

    作者の本城雅人はサンケイスポーツの元記者。本作は第16回松本清張賞の最終候補作で、第1回サムライジャパン野球文学大賞作なのだそうだ。荒唐無稽な話なのに、つい引き込まれて読んでしまう…そんな魅力のある作品だった。
    (B)
    続きを読む

    投稿日:2016.06.18

  • komatta22232223

    komatta22232223

    【ネタバレあり】圧倒的な実力を持つ選手の意外な過去、って点では伊坂の「あるキング」にも通じるかな。まぁあれよりは野球愛は感じる。ただ、野球小説として読むには野球の描写は薄い。
    野球の知識、蘊蓄はおもしろいし豊富なんだけどね。野球を道具立てにしたサスペンスってところかな。


    ナカムラ=仲村はもっと早く気づいてもええ気がするし、左投げ右打ちはもっと話題性あるよね、というあたりが甘い気がするけど、それ含めても十分おもしろい。
    続きを読む

    投稿日:2016.01.09

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