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大森藤ノ, ヤスダスズヒト / GA文庫 (11件のレビュー)
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総合評価:
nak
9
救いはあるが、モヤモヤ感が半端ない。
9巻冒頭での理性を持つモンスターとの出会いからこの10巻の終結まで、特に本巻の不愉快きわまりない展開にずーっとモヤモヤしながら読み終えました。今回の物語の性質上やむを得ないとはいえ、きつかった。でもこ…の展開、否が応でも次巻に期待感が高まります。スッキリした展開を望むなら次巻の発売を待った方が良いかもしれません。まあ、次巻でスッキリするかどうかわかりませんが。 この10巻の表紙のイラストを見たとき、何でこんな表情なの?、全然ベルっぽくないじゃん。とか思ってごめんなさい。続きを読む
投稿日:2016.05.28
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御殿まり
5
英雄になれなかった少年。10巻はまさしく現実世界の縮図
------------------------------------------------------------------------------------------------ 「人間…とモンスターとの共存」:これは著者がダンまちを書き始めた時からやりたいと思ったテーマだそうです。 ------------------------------------------------------------------------------------------------ 金銭欲に飢えた人間からウィーネを守るために戦うベル。 町を守るためにモンスターと戦うロキファミリア。 ウィーネを守るためにロキファミリアと対峙するベル。 ベルとロキファミリアの対峙はどちらが正しいと判断することはできません。どちらも正しい行動だと思うからです。 2つの正しい選択の中で、どちらか片方につくと、もう片方から非難される。 もはや私たちが生きている世界と同じです。 誰からも称賛されるのが英雄だと私は考えていますが、 ベルがとった行動は英雄とは程遠い結果になったと思います。 でも、ベルにはここで潰れてほしくないです。 私は英雄を目指すベルよりも仲間を大切にするベルが好きなので。 なお、今巻では様々な謎が解けます。 ・ガネーシャファミリアの館の名前「アイアムガネーシャ」 ・迷路のようなダイダロス通りが出来たきっかけ ・ロキファミリアが探していたダンジョンに通じる2つめの道 ※外伝を読んでいる人は知っている人は何のことか分かるかと。続きを読む
投稿日:2016.07.06
Brown
1
内容的には素晴らしいが・・
9巻の後編になります。 内容的にはすごいよかったと思います。ベルが自分の道を貫こうとする姿がこれまで以上にはっきりしていて、かっこよかったです。また、最後の怒涛の展開などもすごい盛り上がりなどもあり、…どうなるかすごいドキドキさせられ楽しめました。 ただ同時にベルが自分の道を貫く人物であるからこそ気分があまりよくない終わり方にもなってしまったかなと思います。最後の方のエイナさんの言葉とかが重い・・。 11巻もほぼ続きみたいなものであり、ここまで読んだ方が後味的にもいいかなと思うので、一緒に読んでしまうことをオススメします。 続きを読む
投稿日:2016.12.29
レビューネーム未設定
まさに待望の第10巻 物語はハードに進みます
前巻で『異端児(ゼノス)』との会合を果たし、泣く泣く龍の娘を預けたものの、ヘスティアファミリアの喪失感は半端なく大きかった。 そんな中18階層の街が武装したモンスターに襲われ全滅したとの報を受け・・・… ベルは非常に難しい洗濯を迫られるという、ほのぼの感はほぼ皆無の、非常にハードな展開で物語が進んで行きます。 この巻でも完全に完結という形ではなく、まだまだ波乱の要素を匂わせつつこの巻は終了しています。 10巻終了時点ではハッピーエンドでもバッドエンドとも言えない状態で、次巻以降の展開がどうなるか非常に気になります。 ハードな内容となりますので、この巻は読む時は気を強くしてお読み下さい。 続きを読む
投稿日:2016.06.08
子牙
ゼノス後編
ゼノス達にウィーネを預けて戻ってきたベルでしたが事件が起きてしまいます。 狩猟者たちの罠にかかったウィーネ達の部隊が殺され、捕らえられることによって残りのゼノス達が発起し18階の町が壊滅。 後手に…回るウラノス様たちと止まらないゼノス達、狡猾な密猟者たちに挟まれてベルはどういう決断をしていくのかが見所です。 ちょっと重めの話になっている今回、まだまだ先が長そうな話なのでどうなっていくのか楽しみですね。続きを読む
投稿日:2019.03.10
"powered by"
hopehilleast
面白かった。 今回ベルクラネルはこれでもかっ!という具合に苛め抜かれます。読んでいて少しつらくなった。 読みごたえも十分で、ラスト、次巻の展開が気になる終わり方をしています。普通、次回への含みを持た…せる書き方は、あまり好きではないのですが、このお話のは、全然そんな感じはせず、むしろすっきりした読了感がありました。続きを読む
投稿日:2017.01.22
エプロンパパ
異端児(ゼノス編)の第2章。闇派閥は滅ぼされるが、ベルたちは悪役となり、ゼノスたちも地上に取り残される。
投稿日:2016.11.28
Mu
竜女ウィーネとゼノス達を巡る前後巻の後編。 とにかく全編通してシリアス展開で、正直読むのがしんどかった。 しかも最後までその重さは解消されないのがなんとも苦しい。 今までのような解放感に浸れるのはいつ…の日だろうか。 前巻でも思ったけど、この展開は結構微妙なところに来ていると思う。 もしくは難しいところに足を踏み入れた感がある。 知性を持つモンスターの登場はこれまでのようにモンスターイコール悪として冒険者が倒していく爽快感を減じさせてしまう。 そのモンスターは本当に悪なのか?という疑問を常に抱えることになってしまう。 だから、単純にベル達が強いモンスターを倒して成長していく展開には最早戻れないだろう。 もっと明確な悪や悪行がこれからは必要になってくる。 それは確かに物語に深みを与えるだろうけれど、一歩間違えれば、これまでの爽快感、面白さを損なう危険性がある。 ……と、ここまで考えてきて、そういえばこれまでもベル達の戦ってきたのはモンスターよりもむしろ別の悪の方が多かったなと思い出した。 じゃあ、大丈夫か(笑) とはいえ、この後の展開が少し心配でとても気になる。続きを読む
投稿日:2016.08.25
七祈
前巻に引き続いて理知を備えるモンスター・ゼノス達とベルの邂逅が語られる第10弾。今回は前回と異なりベル以外のファミリアメンバーの出番が少なく、代わりにゼノスの側に焦点があてられていたような印象。 あ…と、全編にわたってフェルズ回でしたね。骨のおっさんがカッコイイのは最近の流行なのですかと。 とにかくラストの展開から目が離せませんでした。ご都合主義とか予定調和とか、それらを超越した終わり方でしたねぇ。だがそれがいい。 最悪の展開には至らなかったとはいえ、ベルの今後は茨の道どころじゃないでしょう。下手するとオラリオにいられなくなるかもですが。そこのところをフォローしてくれるのは、アイズではなくやっぱり神ヘスティア様なんじゃないですかね。今回、出番ほとんどなかったことですし。続きを読む
投稿日:2016.08.04
asaitatsuya
この巻は辛すぎる展開が続き、最後は居たたまれないことに。猪突猛進で一直線なのがベル君のいいところだし、今回の展開でも彼にとってはこういう行動をとるしかないんだけど、読んでいて本当に居たたまれない。もう…少しマイルドな話に抑える余地はなかったのか、と思わないでもない。続きを読む
投稿日:2016.06.06
taka_2
下巻ということで、上巻の内容を思い出しつつでしたが、面白くて一気に読めました! 人間とモンスターとベルクラネルのあいだのストーリーで、後味悪い感じになりつつ、次に希望を持てる伏線が張られたので、また次…作も楽しみに待ってます。続きを読む
投稿日:2016.05.31
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