ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか7

大森藤ノ, ヤスダスズヒト / GA文庫
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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6
5
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0
  • 今までとは毛色の違う、劇場版的な物語

    ・オンラインRPGのような世界観における、少年の成長を描いた王道ファンタジー。あとがきにもあるように劇場版的なお話。本編の作者は、実際に「ダンジョン」があるとしたら、こうだろう、ああだろう・・・、というイメージで執筆しているという記述があり、今回の娼婦や娼館という存在は避けては通れないとのことで本巻は描かれているとのこと。ダンジョンが存在する都市の仄暗い一面も描かれている部分もあり、今までとは多少毛色の違った物語でした。相変わらずなのは、主人公のスタンスくらい。本巻では、「ダンジョン」には潜りませんが、新たに描かれている都市の一区画は、主人公にとってはダンジョン(迷宮)そのもの。今回主人公の立場も若干の変化が見られており、思考のダンジョンにもハマっているような感じです。

    ・じっくり読んで、4時間くらいの読書時間でした。

    ・ファンタジーの世界で、ストレートで実直な感動を味わいたい人にとっては、作品名で避けてしまうのはもったいない作品です。今作は、異世界ファンタジーではあまり描かれない「娼婦」や「娼館」というものがテーマのひとつとして描かれています。真っ直ぐな主人公は当然のように葛藤します。テーマとしては仄暗い感じですが、主人公の振る舞いは今までどおりです。今回主人公の特異性の根源である「憧憬一途」というスキルがある副次的な活躍をします。明らかに今後の伏線です。どんな活躍をするのか想像しながら読むとより楽しめるかもしれません。
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    投稿日:2015.04.29

  • コメディからシリアスへの展開が面白かったです(^^)d

    [コメディパート]
    歓楽街に迷い混んでしまった主人公。そこに迫るアマゾネス娼婦軍団!
    貞操の危機に怯え逃げ惑う主人公と、肉食系女傑&女怪との逃走劇は読んでて笑えました。
    [シリアスパート]
    一人の少女のために未熟でも全力で強敵に立ち向かう主人公の姿は、いじらしいほどに真っ直ぐで魅力的でした。
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    投稿日:2015.04.25

  • これもある意味「ダンジョン」からの生還劇?

    前巻のアポロンファミリアの包囲網からヘスティア様を守りながら逃げていた時どころではない必死さが伝わる逃走劇に思わず笑ってしまいました。究極のモンスターw、回り全ては敵の勢力圏、絶望的な状況に対峙するベル君の運命は如何に!

    そして、相変わらず青臭いけど熱い展開は健在です。憧憬一途、幸運と英雄願望のスキルは伊達じゃない!

    さて、アニメも始まり盛り上がりを見せる「ダンまち」ですが、ただただヘスティア様を愛でるだけの、悪い意味で典型的なライトノベルアニメになってしまった感が...。原作の良さは何処かに行ったw小説だけを読んでいたときは、ヘスティア様はどちらかといえば過酷なダンジョンの合間のほっこり担当といった印象で、ストーリー自体は王道熱血冒険物語として読んでいましたので、こういう方向性になってしまうとは露にも思いませんでした。ネットのArcadiaで連載していたころ、原作の3巻に当たる部分まで読み興奮して、心の中で「映画化決定!」と妄想していた頃の自分が懐かしい。
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    投稿日:2015.04.26

  • 戦いよりストーリー重視の一冊

    戦いそのものよりもストーリーが重視されている一冊でした。3巻ぐらいから続く超強敵の撃破するみたいな側面はあまりありませんでしたが、ストーリーはいつも通り王道的で楽しめました。
    他にも仲間になるまでの過程が少なかった命が掘り下げられる一冊でもありました。命の紹介をうまく物語に絡めてきた感じでそこがよかったかなと思います。
    また、多くの方が書いてる前半の逃走劇が面白いです。この作品では逃げる話などはそこそこある気がしますが、いつもの緊迫感とは異なる緊迫感に笑ってしまいます。
    個人的に残念だったのがリリとヴェルフの活躍の少なさ。上に書いたように命やこの巻のヒロインを目立たせたかったということもあるのだと思いますが。もう少し活躍する場面を与えてあげてほしかったと感じました。
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    投稿日:2016.12.25

  • なんだかんだで7巻まで読みましたが

    主人公の考えが浅はかで、仲間も割と鈍いです。このため敵の罠に良くかかり、それ切っ掛けで戦闘を回避できない状況に進みます。もうちょっとうまい展開はないものかと。毎度の戦いに至る過程にイラっとします。
    好意的に見れば、それは少年らしい真っすぐさを上手く?表しているのかもしれません、好意的に見ればですが。でもおじさんから見たらバカすぎて。
    闘いのシーンでは同じような表現が続き、無駄に長く感じます。10代の人にとっては面白いのかも。うちの娘達は面白いと言っていたので。でも私的には星2つ。
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    投稿日:2017.07.04

  • ほんとに怖い女の戦い

    新たにファミリアに加わったリリ、ヴェルフ、命と新拠点で活動をすることに。
    新たに団員を募るもののとんでもない額の借金があることがわかり寄り付かなくなる中、命たちの旧知の人物らしい人が歓楽街にいるとのことで密かに探すことに。
    そしてはぐれてしまったベルがアマゾネスに発見され強い男を求める彼女たちによる貞操の危機にw
    逃げ込んだ先の娼婦の娘がどうやら命たちが探している娘だったらしく話を聞くうちに望んで来たわけではないことがわかります。
    助けたい命とベルはどうするのか、また暗躍するヘルメス様によってベルがフレイヤ様のお気に入りとわかり嫌がらせのために寝取ろうとする歓楽街の主イシュタル様。
    色々な人の思惑が重なり騒動が思わぬ方向に進む中、ベルは娼婦の娘を助けるためにどういう決断をしていくのかの巻。
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    投稿日:2019.03.10

ブクログレビュー

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  • kojoma

    kojoma

    このレビューはネタバレを含みます

    娼婦とか娼館とか、オラリオの闇の部分にフォーカスが当たった巻。
    ちょっと前から思ってたけど、ダンまちってダークな部分多いよねw
    ただまあ、それはテーマと真正面から向き合ってるってことだと思うし、似たような作品のSAOにはなかった点。

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    投稿日:2016.11.21

  • nur1202

    nur1202

    歓楽街を中心としたエピソードなので、いつものダンジョンのエピソードとはちょっと違うほの暗さ。
    基本的に不幸な人を救いに行くという正しいヒーローものではありますが、舞台の違いによる評価の差はあるのかなぁと思います。
    でも、やっていることはいつもの熱血で、努力友情勝利パターン。
    これはこれで愉しめましたね。
    フレイヤ・ファミリアの介入もなかなか良かったです。
    ちょっと分量的に長かった気はしましたが。
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    投稿日:2016.08.23

  • 七祈

    七祈

    新しい仲間と拠点を手に入れた新生ヘスティアファミリアですが、同時に莫大な借金も手に入れており初っ端から大波乱の幕開けをした第7弾。この絶え間ない貧乏っぷりに、伝説のラノベ・フォーチュンクエストと近しい空気を感じます。

    今回の舞台はダンジョンではなく歓楽街。その歓楽街にある娼館にて、ベルはまた異性との出会いを求めることになりまして。
    とはいっても、今回の主人公はベルではなく命の方なんじゃないかと思うのですが。ハルヒメとの因縁を軸にした物語としては。

    新キャラのハルヒメは、表紙と中身で全然印象が違っていて驚かされました。娼婦という職業ゆえに○○ではないと思っていたら、実は〇〇だったというか、やっぱり〇〇だったというべきか。はてさて。
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    投稿日:2016.07.23

  • エプロンパパ

    エプロンパパ

    物語性が打ち出され、これまでで一番面白かった。やはり女の子を助ける王子様、というのは王道で、スカッとする。ヘスティア様の存在感が薄いのが気がかり。それにしても、娼婦は助ける価値がないってのは、ひどいんじゃない。所詮、職業の一つなんだからね。悪役が醜女ってのもワンパターンでいかがなものか。その分マイナスということで。続きを読む

    投稿日:2016.07.11

  • asaitatsuya

    asaitatsuya

    今回も派閥抗争の話。オラリオの歓楽街を牛耳る巨大派閥であるイシュタル・ファミリアと、オラリオに君臨するフレイヤ・ファミリアとの抗争にベル君たちが巻き込まれる。なんかもう、中世風ダンジョンファンタジーどころか、ただの任侠小説になってしまっている感が…。面白いからいいんだけど。それに、ベル君の「憧憬一途(リアリス・フレーゼ)」と「英雄願望(アルゴノゥト)」がこれまで以上にストレートに発露していて、読んでいて清々しい気持ちになった。若さに身を任せて無茶な冒険をするのってカッコいいね。英雄っていいね。続きを読む

    投稿日:2015.12.06

  • 明太子

    明太子

    このレビューはネタバレを含みます

    評価:☆4.5


    新生ヘスティア・ファミリアの門出の巻ですが、内容は少し異色。
    今回はオラクルにおける娼館を舞台にしているだけあってお色気率、闇率高め。

    ヘスティア様ならまだしもあのエイナさんにまでジト目をされるとは・・・ベル君、罪な男ですねぇ。
    挿絵のヘスティア様の顔が酷すぎて吹き出した(笑)

    娼婦に堕ちた自分を見られたくない、こんな自分では何も望めないという春姫の気持ちは胸に刺さった。
    ベルの取る選択肢は分かりきっていたけれど、やっぱり主人公ならこうでないとね!
    分かっていてもスカッとするのは王道を進んでいるからでしょう。
    ベルと共に春姫を助けに行く命もよかったね。

    しかしこの世界ってダンジョン以外でも普通に人同士で殺したりするよね、何か微妙に違和感あるというか慣れないw

    三大クエストの話もあるし今後はダンジョンの外に話が移っていくのかな?

    「貴方と同じ【ファミリア】になれて……今ほど嬉しく思ったことはありません」
    "なろう、あの人の英雄に"

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    投稿日:2015.11.20

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