【感想】桃色東京塔

柴田よしき / 文春文庫
(12件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • himawari-himawari

    himawari-himawari

    連作短編集のようでもあり、警察ものであり、恋愛もの。警察ものにしては事件そのものはすごいトリックがあるわけでもなく岳彦の勘が当たっただけみたいな事件もあるので、私の中では恋愛ものの部類にした。
    柴田よしきの描く女性は、いつも好きだな。
    続きがあったらいいのに。
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    投稿日:2022.10.14

  • oooba3

    oooba3

    早くして夫に死なれ、過疎の村で、
    自分を閉じ込めて生きる女の刑事。

    犯人に逃げられるという失態を犯し、
    過去に囚われ続ける男の刑事。

    二人がある事件で出会い、少しずつ、
    明日に目を向け始める。

    男、黒田岳彦は東京、桜田門に勤める刑事。

    女、小倉日菜子は、死にかけた村のある上野山署に勤める刑事。

    二人の目線で交互に語られる、連作八編の、
    激しくもなく、燃え上がるわけでもなく、
    しかし、真摯で静かな大人の愛の物語である。

    ある事件で逃亡中の犯人が立ち寄るかもしれないということで、昔付き合っていた女が住む村に、黒田はやってきた。

    そこで、黒田は、所轄から応援として迎えに来た
    小倉と出会う…。
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    投稿日:2018.07.12

  • mannyouka

    mannyouka

    このレビューはネタバレを含みます

    ーーー
    警視庁捜査一課に配属されながら、事件で失敗し出世の道を閉ざされた黒田岳彦。一方、過疎の村にあるI県警上野山署捜査課係長の小倉日菜子は警官の夫を職務中に亡くしていた。捜査を通じて心を通わせてゆくが、いくつかの事件がふたりの距離を変えはじめる。悩み、葛藤する男女を描く「遠距離恋愛」警察小説。

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    投稿日:2016.07.18

  • kumiko-coo

    kumiko-coo

    警視庁捜査一課に配属されながら、事件で失敗し出世の道を閉ざされた黒田岳彦。一方、過疎の村にあるI県警上野山署捜査課係長の小倉日菜子は警官の夫を職務中に亡くしていた。捜査を通じて心を通わせてゆくが、いくつかの事件がふたりの距離を変えはじめる。悩み、葛藤する男女を描く「遠距離恋愛」警察小説。続きを読む

    投稿日:2016.07.01

  • sonoko0057

    sonoko0057

    2015.6.25-37
    他の著者のイメージとは異なる ある失敗から第一線を外された刑事黒だと夫を亡くした所轄刑事の日菜子が関わる しっとりとした連作8編。

    投稿日:2015.06.25

  • Bookrium

    Bookrium

    警察モノの恋愛小説。
    偶然仕事で知り合ったワケありの男女刑事が、遠距離に負けず事件を通してゆっくり近づいてゆく。
    各章にそれぞれ社会問題の要素も上手く織り交ぜており、オールラウンダーの柴田氏ならではの懐の深さを感じました。続きを読む

    投稿日:2014.07.22

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