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吉村昭 / 新潮社 (36件のレビュー)
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総合評価:
best-mt
白兵戦のモノ凄さに圧倒される。
一発の銃声から激しい斬りあいが始まった桜田門外ノ変。安政の大獄、無勅許の開国等で独断専行する井伊大老を暗殺。その現場は数多くの切断された指や腕が散乱していたという。まさに白兵戦、実際の斬り合いとはこ…ういうことなんだと思う。当時の天候(降雪時間帯)を具に調べる著者の執念には驚く。続きを読む
投稿日:2015.04.11
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ひーちゃん
同じ筆者の生麦事件と合わせて読むのが良いです。桜田門外の変では、尊王攘夷に燃える水戸藩の熱量を、生麦事件では尊王攘夷が不可能と知った薩摩藩や長州藩の視点が描かれてます。
投稿日:2022.11.17
Johnny Asia Traveller
桜田門外の変の指揮役 関鉄之助を主役にした歴史小説。登場人物が多すぎて混乱するが、井伊直弼暗殺への流れがリアルに描写されていて非常に面白かった。
投稿日:2022.07.13
yashakurno
このレビューはネタバレを含みます
作者のいつもの作品らしく、時系列で淡々と進んでいくが、それでも水戸藩の差し迫った状況が浮かんでくる。 幕末は何度も何度も小説で読んでいますが、意外と水戸藩の状況って知らなかったのだなぁとの感想です。
投稿日:2022.04.10
wisteria0609
タイトルの通り、桜田門外の変を描く。時勢の流れや井伊の幕政に対する憤りなど、心理描写が秀逸。読みながら、共に悲憤し、不安になり、動揺する。 (上)は、変が終わった辺りまで。
投稿日:2021.11.28
dokutoku
黒船来航、迫られる開国、国の存亡の危機!非常事態を受けて就任した井伊大老。甚だしい専制政治。雄藩の大名の意見も無視。御三家ですら弾圧する。彦根藩としての私怨も手伝い窮地に立たされる水戸藩。続きは下巻へ。・・複数名の老中が大名の意見を聞きながら執政する。江戸時代も合議制が機能していた。民主主義に移行し易い土壌があった。早急な判断が迫られる緊急時、意見を集約する時間がない?だから独断専行?反対意見に耳を傾けずに正しい判断ができるのか。コロナ禍、緊急事態条項の必要性が叫ばれる中、よく考えておく必要がある。
投稿日:2021.09.23
ともくん
この作品は、何度読んでも、リアリティ迫る描写で手に汗握り読んでしまう。 この頃の日本や水戸藩の情勢、政治的背景など、綿密に分かりやすく描かれているので、頭の中で整理しやすい。 名作中の名作だと思う。
投稿日:2020.06.13
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